当社独自のアクセス統計は常に有効です。Google Analyticsは、公開ページ(ログイン後のワークスペースは対象外)の利用状況を把握するためのもので、許可をいただいた場合のみ有効になります。詳しくは プライバシーポリシーをご覧ください。

Apify Google Search Scraperの代替を検証:オーガニック検索結果1,000ページあたりのコストを比較

検索結果1,000ページのコストは、Apify Freeで$4.50、Businessで$1.80です。当社のオーガニック結果のみのWeb検索は、実測で$0.694でした。People Also Askは含みません。

イラスト。左側では、灰色の自動販売機が紙のページを1枚ずつ印刷し、1ページごとに金色のコインを横のトレーに落としています。側面には、小さな価格欄が並ぶロール紙が垂れ下がっています。右側では、小さな卓上端末が1つの排出口から同じ形の検索結果カードを印刷してきれいに積み重ねており、その横にはティール色のコインが1枚置かれています。両者の間にある縦の破線は、2つの課金方法の比較を表しています。

オーガニックなWeb検索結果1,000ページについて、結論から述べます。公式のApify Google Search Results ScraperのFreeプランは、当社のテストで計測したEveryInfraのコストの6.5倍、Businessプランは2.6倍です。ただし、Apifyの1ページにはPeople Also Askと関連検索も含まれますが、当社の結果には含まれません。また、Apify Storeにある3つのサードパーティ製スクレイパーは当社より安価です。

具体的な数字は次のとおりです。1ページあたりオーガニック結果が約10件のWeb検索結果を、1,000ページ取得するとします。公式のApify Google Search Results Scraperの料金は、Freeプランで$4.50です。$19のStarterプランでは$2.50、$999のBusinessプランでは$1.80です。これらの公開価格は、2026年11月5日16:17 UTC(シンガポール時間では11月6日00:17)に確認しました。

同じ夜、EveryInfraを実際に18回呼び出しました。そのうちWeb検索の呼び出し13回は、いずれも1ページあたり$0.000694で、1,000ページあたり$0.694に相当します。ApifyのFreeプランはその6.5倍、Businessプランは2.6倍です。

ただし、この結果には2つの制約があります。第1に、Apifyの1ページにはPeople Also Ask(PAA)の質問と関連検索も含まれます。当社のWeb検索が返すのは、タイトル、URL、スニペット、日付のみです。第2に、Apify StoreにはサードパーティのGoogle検索スクレイパーが3つあり、料金は1,000ページあたり$0.45〜$0.60です。これらは当社より14%〜35%安価です。

本記事では、料金、フィールド、ページネーション、失敗した呼び出しの課金、速度、AIエージェントの設定を比較します。Apifyのほうが適している場合は、そう明記します。

本記事の「1,000ページあたりの料金」は、1ページ分の結果に対する実際の課金額を1,000倍したものです。公式Apifyスクレイパーの主な課金イベントは「Scraped search result page」で、スクレイピングしたページごとに課金されます。EveryInfraのWeb検索は呼び出しごとに課金され、1回の呼び出しで最大10件の結果を含む1ページが返ります。そのため、どちらも換算なしで同じ単位にそろいます。

Apify側については公開情報のみを使用しました。具体的には、Storeページ、料金ページ、ドキュメント、そしてアカウント不要の公開エンドポイントapi.apify.com/v2/acts/<id>です。Apifyへの新規登録は行っておらず、Actor(Apifyにおけるクラウド上のスクレイピングプログラムの呼称)も実行していません。以下のApifyの数値はすべて表示価格であり、当社で実行した際の請求額ではありません。EveryInfraの数値はすべて、実際のレスポンスに含まれるcharged_usdの値です。

表に入る前にもう1点補足します。EveryInfraのWeb検索は汎用的なWeb検索です。パラメータはツールカタログに掲載しています。今回比較するのは、タイトル、URL、スニペットを含む10件のWeb検索結果1ページあたりのコストだけです。両者がまったく同じGoogleの検索結果ページを返すと主張するものではありません。

比較表:1,000ページで比べるApifyのGoogle Search ScraperとEveryInfra

この表では、一般的な購入方法を並べて比較しています。Apify公式スクレイパーには6つの価格帯があります。Free、Bronze、Silver、Goldは、それぞれFree、Starter、Scale、Businessの各プランに対応します。PlatinumとDiamondはエンタープライズ顧客専用です。Actors in Storeのドキュメントによると、適用される割引区分は契約プランによって決まります。

単価は公開エンドポイントのpricingInfosフィールドから読み取りました。現在の料金エントリは2026年10月7日から適用されています。EveryInfraにはWeb検索の入口が2つあります。POST /api/v1/searchのwebツールは呼び出し1回あたり$0.000694です。POST /api/v1/socialのweb/search機能は呼び出し1回あたり$0.001389です。どちらも1回の呼び出しで1ページを返します。

オプション課金単位1,000ページあたりEveryInfra search webに対する倍率1ページの内容
Apify公式、Free1ページあたり$0.0045$4.506.5xオーガニック検索結果、PAA、関連検索。広告とAI Overviewsは追加料金
Apify公式、Starter(Bronze)1ページあたり$0.0025$2.503.6x同上
Apify公式、Scale(Silver)1ページあたり$0.00195$1.952.8x同上
Apify公式、Business(Gold)1ページあたり$0.0018$1.802.6x同上
Apify公式、Diamond(エンタープライズ)1ページあたり$0.0012$1.201.7x同上
EveryInfra search web呼び出し1回あたり$0.000694$0.6941倍(基準)タイトル、URL、スニペット、日付。最大10件
EveryInfraデータAPIのweb/search1回の呼び出しあたり$0.001389$1.3892xrankフィールドを追加。最大10件
EveryInfra web + suggest呼び出し2回で$0.001388$1.3882xオーガニック検索結果と10件のオートコンプリート候補。PAAなし
Storeで最安のサードパーティ(サードパーティF)1ページあたり$0.00045$0.450.65倍(35%安い)オーガニック検索結果、PAA、関連検索、広告
検索結果1,000ページあたりの米ドル価格を示す横棒グラフ。EveryInfra search webの$0.694とEveryInfra web/searchの$1.39はティール色です。グレーのApifyの棒は、DIAMOND $1.20、PLATINUM $1.50、GOLD(Business)$1.80、SILVER(Scale)$1.95、BRONZE(Starter)$2.50、FREE $4.50です。Free価格帯は当社のsearch webの6.5倍、Businessは2.6倍です。当社のweb/searchより安いのはエンタープライズ向けのDIAMOND価格帯だけです。

この表を読む際は3つの点に注意してください。第1に、Apifyの単価は契約プランで決まります。FreeとBusinessでは2.5倍の差があり、Apifyの料金ページにあるとおり、Businessには月額$999がかかります。個人開発者や小規模チームの多くはFreeかStarterを使っています。その場合、実態に近いのは「2.6倍」ではなく「当社価格の3.6〜6.5倍」です。

第2に、当社の2つの入口の間にも2倍の差があります。同じクエリと国を指定した場合、/api/v1/searchのwebツールは10件の結果を$0.000694で返しました。/api/v1/socialのweb/search機能も10件を返しましたが、費用は$0.001389でした。差額で得られるのは、rankフィールドとデータAPI共通のフォーマットです。このフォーマットは非同期モードに対応し、カタログ内の全106プラットフォームと同じリクエストボディを使えます。Web検索結果だけが必要なら、安いほうの入口を使ってください。

第3に、最後の行は注意喚起です。価格だけで判断するなら、Apify Storeには当社より安いスクレイパーがあります。詳しくは後のセクションで取り上げます。

Apify Google Search Results Scraperの料金:ページ単位の課金、6つの価格帯、10種類のアドオン

Store上での公式スクレイパーの名称はGoogle Search Results Scraperで、ページタイトルは「Google Search scraper and SERP API」です。Storeで最も利用されているGoogle検索ツールです。公開エンドポイントによると、ユーザー数は累計227,822人、直近30日間で約27,000人、直近7日間で11,769人です。レビューは218件で平均スコアは4.65、累計実行回数は134百万回です。公開エンドポイントによると、最新ビルドは2026年11月2日公開のバージョン0.0.476です。

StoreページのPricingタブの価格表示は「from $1.80 / 1,000 scraped search result pages」です。つまり、ページで最も大きく表示されている数字はBusinessの価格です。Freeユーザーはその2.5倍を支払います。

課金モデルはイベント課金(pay-per-event)です。開発者がイベントを定義し、イベントごとに価格を設定します。メインイベントの「Scraped search result page」には「Cost per page of Google Search results successfully scraped.」という説明があります。開始イベントでは、実行メモリ1GBあたり$0.00005が課金されます。デフォルトの1GBなら1回の実行あたり$0.00005なので、無視して構いません。

StoreのREADMEによると、各ページには「approximately 10 results」が含まれます。100件の結果を取得するには、maxPagesPerQueryを10に設定します。このスクレイパーでは、1,000ページと約10,000件のオーガニック検索結果は同じ意味になります。

Apifyの公開エンドポイントapi.apify.com/v2/acts/apify~google-search-scraperが返すJSONのスクリーンショット。pricingModelはPAY_PER_EVENT、startedAtは2026-10-07T10:39:55Zです。minimalMaxTotalChargeUsd 0.5のフィールドも見えます。search-page-scrapedイベントの下では、FREEのtieredEventPriceUsd 0.0045とGOLDの0.0018がティール色の枠で囲まれています。BRONZE 0.0025、SILVER 0.00195、PLATINUM 0.0015、DIAMOND 0.0012には枠がありません。その下のapify-actor-startイベントはeventPriceUsd 5e-05です。
アカウント不要のApify公開エンドポイントから読み取った公式スクレイパーの現在価格 Apify公開エンドポイントのレスポンスのスクリーンショット

このスクレイパーには10種類のアドオンイベントもあります。各アドオンは、対応する入力オプションを有効にした場合にのみ課金されます。アドオンの価格はメインイベントよりもばらつきが大きく、その差が最も大きいのはFree価格帯です。

アドオンイベント(1,000件あたり)FreeStarterScaleBusiness適用条件
検索結果ページ(メインイベント)$4.50$2.50$1.95$1.80取得したページごと
有料検索結果(広告)$6.50$5.00$4.00$3.50広告抽出が有効な場合、広告の有無にかかわらずページごと
AI Overview全文$3.00$2.00$1.50$1.00AI Overviewが表示されるクエリごと
Google AI Mode$200$5.00$3.00$2.00AI Modeの回答ごと
ChatGPT、Copilot、Geminiによる検索$200$5.00$4.00$3.00回答ごと
Perplexity検索$200$13.00$10.00$9.00回答ごと
Webサイトのページ全体$8.00$5.00$4.00$3.00検索結果に含まれるWebサイトを取得するごと
ビジネスリード$100$5.00$5.00$4.00リードごと

この表には見落としやすい数字があります。5種類のAI検索アドオンは、Free価格帯では回答1件あたり$0.20です。Starterでは$0.005〜$0.013なので、Freeの価格はStarterの15〜40倍になります。Apifyの開発者向け料金ガイドもこの傾向に触れています。Actor pricing and costsでは、FREE価格帯を高く設定すると、ユーザーが十分な量のデータでテストできなくなると説明されています。また、高い価格設定が妥当なのは、不正対策やLLM呼び出しなどのサードパーティ費用を賄う場合に限られるとしています。

読者にとっての結論はシンプルです。Freeアカウントでは、AIアドオンの回答100件で$20かかります。これは毎月の無料クレジット$5の4倍です。これらのアドオンを試す前に、利用上限額を設定してください。

広告抽出にも注意が必要です。課金は見つかった広告ごとではなく、ページごとです。原文には「regardless of whether ads are found on the specific page」とあります。広告抽出を有効にすると、Free価格帯のページ単価は1,000ページあたり$4.50ではなく$11.00になります。

支出の管理方法も両者で異なります。Apifyでは、実行用エンドポイントで管理します。Actorを実行してデータセットを返すエンドポイントはmaxTotalChargeUsdを受け付けます。Run Actor synchronously and get dataset itemsには「Use it to cap the total amount charged for all pricing models」と説明されています。

EveryInfraには実行ごとの上限設定はありません。1回の呼び出しは固定価格で1ページなので、1回の呼び出しで$0.000694を超えることはありません。総支出は残高そのもので管理します。当社の料金ページにあるとおり、最低チャージ額は$10で、残高に有効期限はありません。

2024年5月から2026年11月までの1,000ページあたりの米ドル価格を示す階段状の折れ線グラフ。濃いグレーのFreeの線は、2024年は$3.50で、2024年12月12日に一時的に$1.05まで下がった後$3.50に戻り、2025年6月10日に$4.50へ上がって以降は横ばいです。ティール色のBusiness(Gold)の線は2025年6月10日に$2.45から始まり、2026年1月30日に$1.80へ下がります。Freeの価格は17か月間変わっていません。

公開エンドポイントでは価格の履歴も確認でき、料金エントリは27件あります。2024年5月の時点では、このスクレイパーはデータセットアイテム1,000件あたり$3.50で、1アイテムが1ページでした。2024年12月12日には$1.05を示すエントリが1件ありましたが、約1.5時間後に$3.50へ戻っています。2025年6月10日にイベント課金へ移行し、Freeは$4.50、Businessは$2.45になりました。2026年1月30日にはBusinessが$1.80へ下がりました。

その後のエントリの多くはアドオンの追加です。2026年5月4日にCopilot、5月14日にGemini、6月22日にWebサイトのページ全体、6月26日にAI Overview全文が追加されました。開始料金を変更したエントリもあります。2026年3月4日に1回の実行あたり$0.002から$0.001へ下がり、2026年10月7日にはプラットフォーム共通の1GBあたり$0.00005に変わりました。

つまり、17か月間でFreeのページ単価は一度も下がっていません。値下げされたのは有料プランだけです。

1ページに何が含まれるか:フィールドを並べて比較

フィールドを比べずに価格だけを比べるのは、異なる2つのものを同じはかりで量るようなものです。Apify公式スクレイパーは1ページにつき1件のレコードを出力します。READMEの出力サンプルには、searchQuery、organicResults、paidResults、paidProducts、peopleAlsoAsk、relatedQueries、aiModeResultがあります。オーガニック検索結果には、タイトル、URL、表示URL、説明文、サイト名、日付、強調キーワード、サイトリンク、種類、掲載順位が含まれます。

EveryInfraのWeb検索は、1ページごとに結果の配列を返します。各結果にはタイトル、URL、スニペット、日付が含まれます。locationフィールドを見れば、国パラメータが適用されたかどうかと、その適用レベルがわかります。

フィールドApify公式スクレイパーEveryInfra search `web`EveryInfra `web/search`
オーガニック検索結果のタイトルとURL可能あり(title、url)あり(title、url)
スニペットあり(description)あり(snippet)あり(text)
日付あり(date、表示される場合)あり(published、表示される場合)あり(published_at)
掲載順位あり(position)フィールドなし。配列の順序を使用あり(rank)
サイトリンク、サイト名可能不要カタログのフィールドにsub_links
People Also Ask可能不要不要
関連検索あり(relatedQueries)なし。オートコンプリート候補はsuggestを呼び出して取得不要
広告とショッピング広告アドオン使用時のみ(ページごとに追加料金)不要不要
AI Overview、AI Mode短縮版は料金に含まれる。完全版とAI Modeは追加料金不要不要
ページのHTMLスナップショットデフォルトでkey-value storeに保存不要不要

このセクションの結論ははっきりしています。People Also Ask、関連検索、広告枠、AI Overviewsが必要なら、Apify公式スクレイパーは1ページでそれらを取得できます。当社にはできません。その場合、料金比較に意味はありません。当社が対応するのはオーガニック結果のブロック(タイトル、URL、スニペット、日付)だけです。

多くのタスクでは、このブロックだけで足ります。たとえば、AIエージェント向けの検索ツール、キーワードの監視リスト、トピックごとのリンク収集、自社ページが表示されるかの確認などです。こうしたタスクであれば、以下の料金比較が当てはまります。

もう1つ違いがあります。Apifyのページが対象とするのはGoogleの検索結果ページです。変更履歴によると、2026-10-15以降、searchQuery.domainは常にgoogle.comで、国はglパラメータで指定されます。EveryInfraのWeb検索は汎用のWeb検索であり、ドキュメントでも特定のGoogle結果ページとの一致は保証していません。「ある国、ある日の、あるキーワードのGoogle順位を再現する」ことが目的なら、Googleのページを明確にスクレイピングするツールを使ってください。クライアント向けの順位レポートがよい例です。Apify公式スクレイパーはそうしたツールの1つです。

テスト1:1つのクエリで10ページ取得、ページあたりの件数と重複

2026年11月5日16:14〜16:17 UTC(シンガポール時間11月6日00:14〜00:17)に、米国向けのクエリを1つ実行しました。クエリは「best running shoes for flat feet」で、国は米国に設定しました。EveryInfra検索エンドポイントのwebツールを1ページにつき1回呼び出し、1〜10ページを取得しました。

10回の呼び出しはすべて成功しました。1回あたりの費用は$0.000694、合計$0.00694です。10ページで95件の結果が返りました。1、5、8、9、10ページ目は各10件、2、3、4、6、7ページ目は各9件でした。

1ページあたり平均9.5件です。返された結果1,000件あたりの費用は$0.0731でした。

1〜10ページの積み上げ棒グラフです。縦軸は結果の件数で、最大10件です。ティール色はそのページで新たに出たURL、グレーはそれより前のページで既出のURLを示します。1ページ目は新規10件。2ページ目は新規7件、重複2件。3ページ目と4ページ目は各新規9件。5ページ目は新規8件、重複2件。6ページ目は新規6件、重複3件。7ページ目は新規8件、重複1件。8ページ目は新規5件、重複5件。9ページ目と10ページ目は各新規9件、重複1件。合計95件、ユニークURL80件、重複15件(15.8%)。ユニーク結果1,000件あたり$0.087。

ページネーションの問題は重複です。すべての結果のurlを完全一致で比較しました。95件のうちユニークなURLは80件だけで、15件(15.8%)が重複でした。重複は後のほうのページに現れました。8ページ目は10件中5件、6ページ目は3件、2ページ目と5ページ目は各2件が重複でした。

doctorsofrunning.comのある記事は1ページ目の10位に入り、2ページ目にも再び現れました。shoestation.comのガイドも1ページ目と2ページ目の両方に出ました。ユニーク結果1,000件あたりの費用は$0.087で、返された結果あたりより19%高くなります。これはキーワードを網羅する作業で効いてきます。「ユニークURL1,000件」で予算を組むなら、約20%上乗せしてください。

イラスト。長いベルトコンベアが10枚のトレイを運び、各トレイには小さなカードが載っています。トレイは検索結果の各ページを表します。あるトレイのカードはグレーで、前のページからの重複を示しています。小さなロボットアームがグレーのカードを持ち上げ、グレーの箱に入れます。縁がティール色のカードはそのまま進み、ベルトの終端で積み重なります。これがユニークな結果を表します。
ページネーションでは、前のページの結果が再び返ってきます。ユニークURL数で計算する予算には約20%上乗せしてください。 本記事のために作成した説明用イラスト(データなし)

当社はApifyを実行していないため、10ページにわたるApifyの重複率はわかりません。ただし、重複分の費用を誰が負担するかは課金モデルで決まります。Apifyはページ単位で課金するため、重複が5件あるページも重複のないページも同じ費用です。当社も呼び出し単位で課金するので、どちらの場合も重複分には通常の結果と同じ費用がかかります。違うのは単価だけです。

関連する事実として、num=100パラメータの廃止があります。2025年9月、Googleは1ページに100件の結果を表示することをやめました。それ以降、上位100件を取得するにはどのツールでも10ページが必要です。Search Engine Landのデータによると、当時77%のサイトでSearch Console上のキーワードの可視性が低下しました。現在、結果単位よりページ単位の料金設定が一般的になっている理由の1つがこれです。

テスト2:国、言語、期間、サイトのフィルター

順位トラッカーで最もよく変更するパラメータは、国、言語、期間、サイトの4つです。どちらのツールもこれらに対応していますが、名前と細かさが異なります。下の表で1つずつ対応させています。Apify側は入力スキーマ、EveryInfra側は無料の検索ツールカタログに基づいています。

用途Apify公式スクレイパーEveryInfra search `web`実測結果
国countryCode(Googleのgl)。locationUuleで市区町村レベルまで指定可能location:国名または2文字コード。都市はその国として扱われるus、mxともに適用
言語languageCode(UI、hl)とsearchLanguage(結果、lr)を個別に指定専用パラメータなし。クエリの言語と国で決まるスペイン語クエリとmxでスペイン語の結果10件
期間quickDateRange(例:d10)、afterDate、beforeDateafter、before(日付)after=2026-08-01を受け付け
サイトsite、relatedToSite、wordsInTitleなどの演算子sitesite=apify.comで10件、すべて同サイト
ページネーションmaxPagesPerQuerypage、1回の呼び出しで1ページテスト1を参照
モバイル検索結果mobileResults不要—

16:15 UTC(シンガポール時間00:15)に、スペイン語のクエリ「mejores tenis para correr pie plano」をlocation=mxとafter=2026-08-01で送信しました。費用は$0.000694で、10件の結果が返りました。レスポンスには「Applied at country level: Mexico」と表示されました。日付フィルターも機能しました。

10件のうち5件には日付があり、2026年8月11日、8月19日、9月22日、9月30日、10月25日でした。いずれも8月1日より後です。残りの5件には日付フィールドがなく、内訳はFacebookの3件(投稿2件と動画1件)、YouTube動画1件、Redditスレッド1件でした。

つまり、afterは検索エンジンが検出した日付でフィルターします。日付のない結果は引き続き表示されることがあります。「直近3か月の新しいコンテンツ」が必要なら、自分のコードで改めて日付で絞り込んでください。ApifyのafterDateも日付をGoogleのフィルターに渡すため、同じ制約があります。

16:15 UTC(シンガポール時間00:15)には、「google search results scraper」をsite=apify.comで検索しました。10件すべてがapify.com上の結果でした。公式スクレイパー、そのAPIページ、Google検索に関するStoreのトピックページが含まれていました。残りは6人のサードパーティ開発者による類似スクレイパーです。この呼び出しで得たリストを、本記事後半のサードパーティ料金に使いました。

2つのツールの違いが最も大きいのは言語です。ApifyはUIの言語と結果の言語を2つのパラメータに分けています。UULEコードで都市を固定することもできます。これは「dentist」と都市名の組み合わせのようなローカル順位で重要になります。EveryInfraのwebは国レベルでのみ動作し、レスポンスには「Applied at country level」と表示されます。

市区町村レベルのローカル順位が必要なら、Apify公式スクレイパーのほうが適しています。国レベルの結果で十分なら、どちらのツールでも対応できます。

テスト3:オートコンプリートで「関連検索」を代替できるか

People Also Askと関連検索は、コンテンツ企画担当者が最も欲しがる2つのブロックです。当社はこれらを返しません。最も近い代替はオートコンプリートツールsuggestです。16:14 UTC(シンガポール時間00:14)に同じクエリで呼び出したところ、費用は$0.000694で、1.17秒で10件の候補が返りました。候補は「best running shoes for flat feet men」「women」から、「and overpronation」「and plantar fasciitis」「and shin splints」「and wide toe box」「and bunions」「and knee pain」まで多岐にわたりました。

これらのオートコンプリート候補は、結果ページ下部の関連検索とは別物です。オートコンプリートは検索ボックスに入力される内容を示すため、同じフレーズに修飾語を1つ加えたものになります。関連検索とPAAは結果ページから得られ、質問を別の言い方で投げかけることがよくあります。ロングテールキーワードのアイデア出しにはオートコンプリートが役立ちます。FAQを作るための実際の質問を集めるには不十分です。

その用途には、Apify公式スクレイパーか、PAAに対応したStoreのスクレイパーが向いています。当社のツールでは、オーガニック結果とオートコンプリートで2回の呼び出しとなり、$0.001388、キーワード1,000件あたり$1.39です。ApifyのBusinessプランの$1.80よりは安いものの、ブロックが1つ少なくなります。ご自身の用途で計算してみてください。

テスト4:同じクエリでも入口が違えば料金は2倍

EveryInfraのWeb検索には入口が2つあり、これは当社側で注意すべき点です。16:14 UTC(シンガポール時間00:14)に、データAPIのweb/searchを呼び出しました。同じキーワードをcountry=usとlanguage=enで送信したところ、2.32秒で10件の結果が返り、費用は$0.001389でした。その22秒前には、検索エンドポイントのwebツールが2.18秒で10件の結果を返し、費用は$0.000694でした。

最初の2件(runrepeat.comとRedditスレッド)は一致しました。それ以降は順序も項目も異なりました。データAPIの呼び出しではhobibear.comとweartesters.comが加わり、shoestation.comとdoctorsofrunning.comの記事1件が外れました。

料金差はカタログに由来します。データAPIでは、機能カタログにweb/searchが$0.001389で掲載されており、同じ価格帯の他の機能と同額です。OpenAPIファイルの/api/v1/searchエントリによると、検索エンドポイントのツールはすべて「one retrieval, $0.000694」です。データAPIは"mode":"async"とジョブIDに対応し、106のプラットフォームで1つのリクエストボディを使います。他のプラットフォームをすでにデータAPIでまとめて処理しているチームに向いています。Webの結果だけが必要なら、半額で使える検索エンドポイントのwebツールを使ってください。本記事の「1,000ページあたり$0.694」はすべてこの入口を指します。

失敗した呼び出しや空の結果にも課金されるのか

失敗したのに課金される呼び出しは、呼び出し単位の課金で最大のリスクです。結果を返せないリクエストを種類ごとに1つずつ、計3つ送り、レスポンスを確認しました。

2行に6枚のカードが並ぶアニメーションのフロー図です。ティール色の点が破線のループに沿って各カードを移動します。1 リクエスト送信:tool=webとq、任意でlocation、after、page、num。2 キーの確認:キーがなければ401を返し、パラメータは読まれず、課金なし。3 パラメータの確認:パラメータ名が誤っていれば有効なパラメータとともに422を返し、課金なし。4 1ページ取得:title、url、snippet、publishedを含む最大10件の結果。5 結果の確認:結果があれば$0.000694、0件ならすぐに返金。6 記録して次のページへ:charged_usdがレスポンスに含まれ、page+1で再送信。
時刻(UTC、シンガポール時間併記)リクエストHTTPレスポンスの内容課金額
16:15 UTC(00:15 SGT)APIキーなし401unauthorized、「Nothing was charged.」$0
16:15 UTC(00:15 SGT)国をcountryで送信(webはlocationのみ受け付け)422unknown_param、after, before, location, num, page, q, siteを列挙$0
16:15 UTC(00:15 SGT)結果が出ないランダムな単語200charged: false、reason: empty_result_refunded、返金はsucceeded$0
16:14 UTC(00:14 SGT)通常のリクエスト20010件、charged_usd: 0.000694$0.000694
実際のEveryInfra検索レスポンス(JSON)のスクリーンショットです。上部はシンガポール時間00:14:23のリクエストで、toolはwebです。1件目はrunrepeat.comの「7 Best Running Shoes For Flat Feet in 2026」、2件目はRedditのスレッドで、残り8件は省略されています。locationにはrequested us、applied true、country USと表示されています。billingにはcharged trueとcredits 50が表示され、charged_usd 0.000694がティール色の枠で囲まれています。残高とクォータの値はマスクされています。下部は00:15:36の空のリクエストで、results配列は空、charged false、charged_usd 0.0です。reason empty_result_refundedがティール色の枠で囲まれています。
同じキーによる2つのレスポンス。結果がある場合は$0.000694が課金され、空の結果では返金が示されています 実際のEveryInfra APIレスポンスのスクリーンショット

422の呼び出しについては補足が必要です。ApifyのcountryCodeに近いパラメータ名countryを送信しました。エンドポイントは0.12秒でこれを拒否しました。エラーテキストは「country is not a parameter of tool web Supported: after, before, location, num, page, q, site」でした。next_stepsフィールドには「Remove country... Nothing was charged.」とありました。

これは、Apifyから移行するコードにも、自分で呼び出しを書くAIエージェントにも役立ちます。誤ったパラメータ名が黙って無視されたまま課金されることはありません。エラーが正しい名前を教えてくれます。エージェントがこの種のエラーを読み取って呼び出しを修正する方法は、自己修復エラーのガイドで紹介しています。

Apify側については、公開資料から次のルールがわかります。メインイベントは「正常にスクレイピングできた」ページごとに課金されるため、失敗したページは無料です。開始イベントは実行開始時に$0.00005が課金されますが、無視できる額です。例外は広告抽出で、このオプションを有効にすると、広告の有無にかかわらず全ページに課金されます。

当社が読んだドキュメントとREADMEには、Googleの結果が空の場合に「正常にスクレイピングできた」ページとして数えられるかどうかは書かれていません。そのため「記載なし」としています。Apifyは実行結果の統計を公開しており、次のセクションでそれを使います。課金を照合する場合は、失敗した呼び出しの返金照合に関する記事を参照してください。

速度:1回2.6秒の同期呼び出しと、実行を開始する方式の比較

当社の速度は簡単に測れます。結果が返った15回の実呼び出しを、シンガポールのクライアントで計測しました。送信からレスポンス全体の受信までで、ネットワークの往復時間を含みます。すべての呼び出しは同期型です。リクエストを送って結果を待つだけで、キューも起動ステップもありません。

指標(結果ありの15回の呼び出し)秒
最速(オートコンプリート)1.17
中央値2.57
平均2.70
最遅(4ページ目)4.87
拒否された呼び出し(401と422)0.15以下
結果が返った15回の実呼び出しを送信順に並べた棒グラフです。p1 2.2秒、p2 2.8、social_web_search 2.3、suggest 1.2、web_mx_after 2.3、web_site 2.4、web_cn 1.8、p3 3.6、p4 4.9、p5 2.7、p6 3.3、p7 2.4、p8 2.6、p9 2.7、p10 3.3。中央値は2.57秒です。中央値を上回るバーはティール色です。

Apifyの仕組みは異なります。検索ジョブはそれぞれ1回のActorの実行です。実行ではまずコンテナが起動します。公開されているdefaultRunOptionsでは、メモリ1GB、タイムアウト604,800秒となっています。

1回の実行で多数のクエリを処理できます。強みはバッチ処理です。1回の実行で1,000件のクエリを送れば、同時実行数、リトライ、データセットはプラットフォームが処理します。弱みは単発のクエリで、クエリが1つでも1回の実行が必要です。

当社はApifyを実行していないため、Apifyの実測秒数は掲載していません。検証できないサードパーティのページにある速度の主張も引用しません。速度を比較するには、自分のクエリを少量のバッチで両方に実行し、同じ方法で計測してください。

Apify公式Google検索スクレイパーの過去30日間について、成功しなかった実行を10,000回あたりで示した横棒グラフです。タイムアウト186.3(ティール色)、中断22.8、失敗0.5。30日間の実行回数は9,282,238回で、97.9%が成功しました。Apifyは原因を公表しておらず、ユーザーが設定した時間制限や支出上限による停止も含まれます。

信頼性については、Apifyがこのスクレイパーの過去30日間の実行結果を公開エンドポイントで提供しています。

実行結果(過去30日間)実行回数割合
成功9,087,71697.9%
タイムアウト172,9571.86%
中断21,1430.23%
失敗4220.0045%
総実行回数9,282,238100%

成功しなかった実行の大半はタイムアウトでした。ただし、統計からは原因までは分かりません。ユーザーが設定した短いタイムアウトや支出上限もここに含まれます。そのため、これを「プラットフォームのエラー率2.1%」と読むことはできません。

ライブでの呼び出し18回のうち失敗は1回もありませんでしたが、18回というサンプルは9百万回の実行と比較するには少なすぎます。ここでは事実のみを示し、信頼性については主張しません。当社のリアルタイムの稼働状況はステータスページで公開しています。

4つの利用規模で見る月額料金

単価は話の半分にすぎません。残りの半分は月額料金です。Apifyのプラン料金は利用分の前払いです。Starterは月額$19、Scaleは$199、Businessは$999です。このクレジットは同じ月内に使い切る必要があり、未使用分は失効します。

Freeアカウントには毎月$5が付与され、クレジットを使い切ると停止します。料金ページのFAQには「未使用の利用クレジットは次の請求サイクルに繰り越されない」と書かれています。つまり、Apifyの1か月の費用は、プラン料金と「ページ数×ティア単価」のうち大きいほうになります。EveryInfraには月額料金がありません。呼び出しごとに課金され、最低チャージ額は$10、残高に有効期限はありません。

月間ページ数最安のApifyプランApifyの月間請求額EveryInfra比率
1,000Free($5のクレジットで足りる)$0$0.69Apifyのほうが安い
10,000Starter$25.00$6.943.6x
100,000Scale($199のプラン料金で$195の利用分をまかなえる)$199$69.442.9x
1,000,000Business$1,800$694.442.6x
Y軸が対数目盛(1目盛ごとに10倍)の折れ線グラフです。X軸は月間1,000、10,000、100,000、1,000,000ページです。濃いグレーの線はApifyの最安プランで、Free $0、Starter $25、Scale $199、Business $1,800です。ティールの線はEveryInfraで、$0.69、$6.94、$69.44、$694.44です。1,000ページではApifyのFreeプランのほうが安くなります。10,000ページ以上では、Apifyは当社の請求額の2.6倍から3.6倍です。

表の1行目については、はっきり述べておく必要があります。月に約1,000ページ(最大約1,111ページ)で足りるなら、ApifyのFreeアカウントでは毎月$5のクレジットでまかなえます。支払いはゼロで、当社の料金より安くなります。READMEには「$5のクレジットで1,000件以上のGoogle検索結果をスクレイピングできる」とあります。1ページあたり約10件の結果とすると、$5で実際には約1,111ページ、つまり約11,000件の結果を取得できます。したがって、READMEの数字は控えめです。

EveryInfraの無料トライアルでもらえるクレジットは、これより少額です。クイックスタートにあるとおり、GitHubリポジトリ2つにスターを付けると、24時間有効な$1のクレジットが付与されます。1回の呼び出しが$0.000694なので約1,440回の検索に相当しますが、使えるのは1日だけです。

10,000ページを超えると、Apifyのプラン料金が効いてきます。月10,000ページではStarterが必要で、請求額は$25です。100,000ページではStarterだと$250かかりますが、Scaleならプラン料金の$199だけで済みます。1,000,000ページでは、Businessの$1,800がScaleの$1,950より安くなります。当社の費用は4つの利用規模すべてで線形に増え、Apifyの請求額は当社の2.6倍から3.6倍に収まります。

制約が2つあります。第1に、この表にはアドオンが含まれていません。広告抽出やAI Overviewsを使うと、Apify側で追加費用がかかります。

第2に、レート制限があります。当社のデフォルトでは、アカウントあたり毎分60リクエストまでです。月100万ページは平均で毎分約23回なので、問題ありません。100,000ページを1時間で処理するには、毎分1,800以上のスピードパックが必要です。当社の料金ページには毎分180、600、1,800のパックを掲載しています。

ApifyのFreeアカウントは最大5つのActorを同時に実行でき、Starterでは32です。1回の実行で多数のクエリを並列処理することもできるため、バースト的な負荷にはApifyのほうが強いと言えます。

よくある3つの用途と、それぞれの請求額

単価は、実際の業務に当てはめると見え方が変わります。以下の3つは、当社がよく耳にする用途です。いずれも2026年11月5日(UTC)に確認した公開料金と当社の実測料金を用い、税は含めていません。

第1の用途は、米国のSEO代理店による順位トラッキングです。200キーワードを対象に、上位30件(3ページ)を毎日確認し、月30日実行します。合計18,000ページです。Apify公式スクレイパーでは、このボリュームはFreeの$5クレジットを超えます。Starterが必要で、請求額は18,000 × $0.0025 = $45です。広告枠も取得したい場合は、広告抽出で18,000 × $0.005 = $90が加算され、合計$135になります。

EveryInfraでは、請求額は18,000 × $0.000694 = $12.50で、広告枠は含まれません。上位30件のURLのうち約15%は重複します(テスト1で確認した割合)。どちらの場合も、レポート作成にはURLによる重複排除が必要です。クライアントが「シカゴでのGoogle順位」を求める場合、ApifyのUULEによる地域指定は当社にはない機能です。その場合は、この機能のために3.6倍の料金を払うことになります。

第2の用途は、AIエージェントのWeb検索です。リサーチアシスタントが1日300件の質問に答え、質問ごとに2回検索し、1ページ目だけを読みます。月18,000回の呼び出しになります。

ポイントは単価ではありません。1回の呼び出しで結果が返るかどうかです。ApifyのMCPツールcall-actorは実行IDとストレージIDを返します。エージェントはデータセットを読むために、別のツールを呼び出す必要があります。また、検索のたびに実行が1回開始されます。EveryInfraのeveryinfra_searchツールは、1回の呼び出しで結果の配列を返します。

料金は、Apify Starterが$45、当社が$12.50です。アシスタントが答える質問が月に数十件程度なら、Apifyの無料クレジットで足ります。

第3の用途は、コンテンツチームのトピックリサーチです。チームには200のシードキーワードがあり、それぞれについて月1回、PAAと関連検索が必要です。合計200ページです。ApifyのFreeアカウントなら、クレジットの消費は$0.90なので支払いはゼロで、すべてのフィールドを取得できます。当社のツールでは、オーガニック検索結果とオートコンプリートで400回の呼び出しとなり、料金は$0.28ですが、PAAは取得できません。ここはApifyが適しており、議論の余地はありません。

用途月間ボリュームApify公式スクレイパーEveryInfraより適した選択肢
順位トラッキング(200キーワード × 上位30件 × 30日)18,000ページStarter $45、広告枠込みで$135$12.50(広告枠なし)オーガニック検索結果のみなら当社、都市単位の順位や広告枠が必要ならApify
AIエージェントのWeb検索(1日600回の呼び出し)18,000回の呼び出しStarter $45、結果取得に2ステップ$12.50、1ステップ当社
コンテンツトピック(PAA付き200キーワード)200ページFreeアカウント、$0$0.28(PAAなし)Apify

Storeにはほかの選択肢も:より安いサードパーティ製Google検索スクレイパー

「apify google search scraper」と入力する人の多くは、公式スクレイパーを想定しています。しかし、Apify Storeはマーケットプレイスです。公開されているStore検索エンドポイントで「google search results scraper」を検索すると、4,439件がヒットしました。確認したのは2026年11月5日16:17(UTC)、シンガポール時間では11月6日00:17です。30日間のユーザー数で上位の類似スクレイパーを選び、それぞれの公開料金を「1ページあたり約10件の結果を含む場合の、1,000ページあたりの料金」に換算しました。

サードパーティの開発者の多くは個人アカウントのため、表では30日間のユーザー数が多い順にサードパーティA〜Fと表記しています。各Storeページへのリンクは、末尾の参考文献に掲載しています。

スクレイパー(開発者名は非表示)ユーザー数(過去30日間)課金単位Freeティアの1,000ページあたり料金Businessティアの1,000ページあたり料金ページ内のPAA
apify/google-search-scraper(公式)約27,000ページごと$4.50$1.80可能
サードパーティA3,596ページごと(最大10件)$0.50$0.50記載なし
サードパーティB251クエリごと(最初の10件を含む)、追加の結果は別料金$2.00$1.94記載なし
サードパーティC117ページごと。PAAにはフルページのアドオンが必要$0.60$0.401,000ページあたり$5.50のアドオン
サードパーティD100ページごとの料金+実行ごとに$0.001$6.00$6.00可能
サードパーティE69結果1件ごと(1ページ分は×10)$3.50$3.50記載なし
サードパーティF43ページごと$0.45$0.45あり(関連検索と広告も含む)
EveryInfra search web—呼び出しごと(1ページ)$0.694$0.694不要
Apify StoreにあるGoogle検索スクレイパー7つについて、1,000ページあたりのFreeティア定価を示した横棒グラフです。括弧内は30日間のユーザー数です。サードパーティの開発者は、ユーザー数順にA〜Fと表記しています。安い順に、サードパーティF(43)$0.45、サードパーティA(3,596)$0.50、サードパーティC(117)$0.60、ティールで示したEveryInfra $0.69、サードパーティB(251)$2.00、サードパーティE(69)$3.50、濃いグレーで示したApify公式(27,181)$4.50、サードパーティD(100)$6.00です。3つのサードパーティ製スクレイパーは、当社より14%〜35%安くなっています。

この表を見ると、「Apifyより安い」という単純な主張は半分しか成り立ちません。サードパーティAは1,000ページあたり$0.50で、直近30日間のユーザー数は3,596、実行回数は4.69百万回でした。決して小さな規模ではありません。サードパーティFは1,000ページあたり$0.45です。取得するページにはPeople Also Ask、関連検索、テキスト広告、ショッピング広告が含まれます。Storeページ(参考文献25)には「プラットフォーム利用料は含まれており、開始料金はかかりません」と記載されています。

どちらも当社よりページ単価が安く、返されるフィールドも多いです。

ただし、代償もあります。どちらも個人開発者や小規模チームによるスクレイパーです。サードパーティFの30日間のユーザー数はわずか43でした。94,714回の実行のうち24,841回が失敗しており、失敗率は26.2%です。公式スクレイパーの失敗率は2.1%です。

サードパーティAの4.69百万回の実行は、ほぼすべてが成功しています。ただし、そのページには「月100回の無料検索を含みます。それ以降も利用を続けるにはApifyの有料プランが必要です」とあります。100回を超えると、月額$19以上のApify有料プランが必要になります。月に数千ページ程度の利用であれば、この料金によって$0.50という単価の安さは相殺されます。月に数十万ページ規模であれば、これらのスクレイパーは実際に安くなります。

これらの料金を確認した際、Storeの記載とエンドポイントの料金が一致しないケースが3つ見つかりました。サードパーティDのイベント説明には「1,000ページあたり$1.50」とあります。しかし、同じイベントのeventPriceUsdは0.006で、1,000ページあたり$6.00になります。サードパーティEのタイトルには「1,000件の結果あたりわずか$0.25」とあります。価格フィールドは結果1件あたり$0.00035で、1,000件あたり$0.35です。

サードパーティAのページにある比較表では、公式スクレイパーを1,000ページあたり$3.50と記載しています。この料金は2025年6月10日に終了しており、現在のFreeティアは$4.50です。実際に支払うのはエンドポイントの価格フィールドの金額なので、実行前にPricingタブを確認してください。

また、サードパーティBは2026年11月4日に料金体系を変更しました。一律の単価から、プラン別のティア料金に移行しています。料金はFreeでクエリあたり$0.002、Businessで$0.00194です。Storeの料金は頻繁に変わります。本記事の数字は、2026年11月5日(UTC)時点のものです。

Storeの料金は、Apifyアカウントがなくても自分で確認できます。StoreのURLから「developer/name」の部分を取り出し、スラッシュをチルダに置き換えて、api.apify.com/v2/acts/developer~nameを開きます。pricingInfos配列の最後の要素を見てください。startedAtは、その料金の適用開始日時です。pricingPerEventの下で、各イベントにはeventPriceUsd(単一価格)か、プランのティアごとのtieredEventPriceUsdがあります。isPrimaryEvent: trueのイベントが主な課金対象です。

単価を1,000倍します。次に、イベントの説明を読み、1イベントが1ページなのか結果1件なのかを確認します。この方法なら、Storeのタイトルと実際の課金のずれを1分ほどで見つけられます。

bash
curl -s https://api.apify.com/v2/acts/apify~google-search-scraper \
  | jq '.data.pricingInfos[-1] | {startedAt, events: .pricingPerEvent.actorChargeEvents | map_values(.eventPriceUsd // .eventTieredPricingUsd)}'

Google検索スクレイパーを自作すると、いくらかかるのか

「google search scraper github」や「google search scraper python」といったオートコンプリート候補からは、自作を検討する人が多いことが分かります。オープンソースのツールもあります。Apify自身のオープンソースライブラリCrawleeは、Node.jsとPython向けにPlaywright、Puppeteer、プレーンHTTPをサポートしています。既製のツールを呼び出すためのApifyのPythonクライアントやn8nノードもオープンソースです。

難しいのはコードではなく、スクレイパーを動かし続けることです。2025年1月以降、Google検索ではJavaScriptが必須になったため、プレーンなHTTPリクエストでは検索結果ページを取得できません。ヘッドレスブラウザが必要です。ヘッドレスブラウザはメモリを消費します。Apifyのドキュメント「usage and resources」によると、メモリ4,096 MBごとにCPUコア1つ分が割り当てられます。

IPブロックへの対応も必要で、そのためにはプロキシが必要です。Apifyのプロキシドキュメントには、データセンタープロキシ、レジデンシャルプロキシ、SERPプロキシが掲載されています。

プロキシは最も計算しやすいコストです。Apifyは、Google検索結果ページ専用のSERPプロキシを販売しています。料金ページによると、FreeとStarterでは1,000リクエストあたり$2.50、Businessでは$1.70です。ドキュメントには、このプロキシは「Google検索とGoogleショッピングにしか使用できない」とあります。SERPプロキシのドキュメントによると、リクエストごとに課金され、検索結果ページの生のHTMLが返されます。

つまり、プロキシだけで1,000ページあたり$1.70〜$2.50かかります。これは、同じティアの公式スクレイパーのページ単価とほぼ同じです。Starterではどちらも$2.50、Businessでは$1.70対$1.80です。しかも、これにはHTMLのパース、/gotoリンクの解決、Nozzleが見つけた結果ページの入れ替わりへの対処は含まれていません。

月数千ページ程度の個人プロジェクトなら、自作は良い学習になります。それ以上の規模では、既製のエンドポイントやスクレイパーのほうが安く、壊れにくくなります。

AIエージェントとの接続:両サービスのMCPセットアップ

Google検索スクレイパーを探す人の多くは、AIエージェントにWeb検索ツールを持たせることを目的にしています。両サービスともリモートMCPサーバーを提供していますが、動作の仕組みは異なります。

ApifyのMCPサーバーはmcp.apify.comにあります。推奨されるサインイン方法はOAuthで、APIトークンも使えます。デフォルトでは、Actor検索、ドキュメント、2つのWebツールが読み込まれます。Apify MCPドキュメントによると、Google検索だけを使う場合はURLに?tools=apify/google-search-scraperを追加します。

重要なのは、call-actorツールの説明です。このツールはwaitSecsで0〜45秒待機し、「結果そのものではなく、実行ステータスとストレージIDを返す」とされています。つまり、エージェントが受け取るのはステータスとストレージIDで、結果を読むには別のツールを呼び出す必要があります。

json
{
  "mcpServers": {
    "apify": { "url": "https://mcp.apify.com?tools=apify/google-search-scraper" },
    "everyinfra": {
      "url": "https://api.everyinfra.com/mcp",
      "headers": { "Authorization": "Bearer ${EVERYINFRA_API_KEY}" }
    }
  }
}

EveryInfraのMCPサーバーはapi.everyinfra.com/mcpにあります。ツール一覧はキーなしで取得できます。16:22(UTC、シンガポール時間00:22)にtools/listを送信したところ、12個のツールが返りました。everyinfra_searchが、本記事でテストした検索エンドポイントです。toolをwebに設定し、paramsにq、location、pageを指定します。1回の呼び出しで結果の配列と課金額が返り、2つ目のステップは不要です。

エージェントが誤ったパラメータを送ると、上記の422が有効なパラメータの一覧とともに返るため、エージェントは呼び出しを修正できます。1つのクライアントに両方のサーバーを接続することも可能です。PAA、AI Overviews、都市単位の順位が必要な場合はエージェントにApifyのツールを呼び出させ、多数のページにわたる低コストのオーガニック検索結果や、Reddit、YouTubeなど他のプラットフォームのデータが必要な場合は当社のツールを呼び出させる、という使い分けができます。各クライアントのセットアップ方法は、当社のMCPサーバーのページにあります。ガイド「エージェントによる検索ツールの選び方」では、各検索手法の得意分野を解説しています。

HTTPで直接呼び出す場合も、コードは短く済みます。以下は、テスト1の2ページ目に使った実際のリクエストで、キーは環境変数から読み込んでいます。

bash
curl -s https://api.everyinfra.com/api/v1/search \
  -H "Authorization: Bearer $EVERYINFRA_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"tool":"web","params":{"q":"best running shoes for flat feet","location":"us","num":10,"page":2}}'
# Returns results (up to 10: title, url, snippet, published), location, billing.charged_usd

Apifyでは、同じ処理に同期エンドポイントを使います。これはApify API v2のActor実行セクションにあるエンドポイントです。/v2/acts/apify~google-search-scraper/run-sync-get-dataset-itemsにPOSTを1回送ります。リクエストボディにはqueries、maxPagesPerQuery、countryCodeを含め、上限としてmaxTotalChargeUsdを追加できます。どちらもHTTPリクエストは1回で済みます。違いは、Apifyでは1回のリクエストに多数のクエリとページを含められるため、バッチ処理に向いている点です。当社は1回の呼び出しで1ページを返すため、オンデマンドの処理に向いています。

Apifyからの移行:パラメータとフィールドの対応表

既存のコードがApify公式スクレイパーを呼び出し、オーガニック検索結果だけを使っているなら、変更はわずかです。いくつかの名前が異なるので、以下の対応表で確認してください。

python
# Apify input -> parameters of the EveryInfra search web tool
APIFY_TO_EVERYINFRA = {
    "queries": "q",                 # Apify takes many queries (one per line). We take one per call.
    "maxPagesPerQuery": "page",     # Apify takes a page count. We call page by page, from 1.
    "countryCode": "location",      # 2-letter country codes work as they are.
    "site": "site",
    "afterDate": "after",
    "beforeDate": "before",
}
# Output: organicResults[].title/url/description/date -> results[].title/url/snippet/published
# No position field: use the array index + (page-1)*10

注意点が3つあります。第1に、languageCodeとsearchLanguageには対応するパラメータがありません。送信すると課金なしで422が返るので、削除してください。

第2に、当社にはpeopleAlsoAsk、relatedQueries、paidResultsがありません。これらに依存するコードは、Apifyを使い続けるか、欠落を受け入れる必要があります。第3に、Apifyの1レコードは1ページですが、EveryInfraの1レコードは結果1件です。保存単位を「ページ」から「結果」に変更してください。

Apifyのほうが適しているケース

Apifyのほうが適しているケースを、それぞれの根拠とともに以下に示します。

ケースApifyが適している理由出典
People Also Ask、関連検索、広告枠、AI Overviews、AI Modeが必要な場合公式スクレイパーはこれらを1ページで返し、アドオンの料金も公開されています。当社にはこれらのフィールドがありません。ストアページのREADME
市区町村単位のローカル順位が必要ApifyはUULEロケーションコードに対応しており、インターフェースの言語と検索結果の言語を別々に指定できます。当社が対応しているのは国単位までです。入力スキーマ
月に約1,000ページが必要月$5のFreeクレジットで賄えます。当社の$0.69に対して$0です。料金ページ
プラットフォームとして使いたいビルドを固定すれば、フィールドは安定します。スケジュールはアカウントあたり最大100件設定でき、そのほとんどが設定時刻から1秒以内に開始されます。データセットはJSON、CSV、Excelにエクスポートでき、名前のないデータセットは7日間保持されます。Webhookは実行終了時に送信され、n8nノードもあります。当社には非同期ジョブとWebhookがありますが、ストレージ機能やスケジュール管理画面はありません。実行とビルド、スケジュール、データセットのドキュメント、ストレージの概要、Webhook、n8n連携
大規模なカスタムスクレイピングジョブが必要1回の実行で数千件のクエリを処理でき、各検索結果ページをMarkdownとして保存できます。コードをフォークして自分のActorにすることもできます。Apifyでは任意のコードを実行できますが、当社が提供するのは仕様が固定されたAPIです。Actorの料金とコスト
エージェントがアカウントなしで支払う必要がある2026年10月以降、エージェントはx402またはMPPを介して、超過できない支出上限が設定された一時トークンを購入できます。最低購入額は$1で、トークンの有効期間は14日間です。当社では、事前の新規登録とチャージが必要です。エージェント決済のドキュメント

それ以外のケースでは当社のほうが適しています。たとえば、月額料金なしでオーガニック検索結果だけを月10,000ページ以上取得したい場合です。Web検索とReddit、YouTube、Xiaohongshuなど106のプラットフォームを1つのキーで使いたい場合や、エージェントに1回の呼び出しで結果を取得させたい場合も当てはまります。パラメータを誤ったときに、気づかないまま課金されるのではなくエラーを返してほしい場合も同様です。

コンプライアンス上の制約:Google検索結果の取得は難しくなっている

どのベンダーを使う場合でも、知っておくべきことが3つあります。第1に、スクレイピングは難しくなっています。Google検索は2025年1月にJavaScriptが必須になり、2025年9月にnum=100を廃止し、2026年8月には結果のリンクをgoogle.com/goto経由のリダイレクトに変更しました。Search Engine Landの分析によると、これらの変更によってサードパーティのSEOデータは「薄く」なっています。さらに、データと実際のサイトのパフォーマンスとの関連も弱まっていると元記事は指摘しています。Apify公式スクレイパーの変更履歴には、2026年10月30日と11月2日にこれに対応する修正が記録されています。

第2に、偽のデータに注意が必要です。順位トラッキング企業のNozzleは、2026年9月13日以降に収集したページの8.0%で結果が差し替えられていることを確認しました。これらのページは見た目には正常でした。PPC Landの記事によると、それ以前の割合は0.17%でした。これはApifyと当社を含め、検索結果を収集するすべてのツールに当てはまります。新しい結果は過去のデータと比較し、1回の大きな変動だけで判断しないでください。

第3に、法的な線引きはまだ定まっていません。Googleは2025年12月にSerpApiを提訴し、2026年7月に連邦裁判所は訴えの修正を認めたうえで却下の申し立てを認容しました(参考文献39と40に訴訟記録と決定へのリンクがあります)。これによって特定の手法が「合法」または「違法」と決まるわけではありません。ApifyのREADMEのFAQでも、Googleの利用規約を考慮するよう求めています。ご自身の用途については弁護士に相談してください。本記事は法的助言を提供するものではありません。

最近の変化(2026年9月〜11月)

日付変更内容意味
2026年11月4日サードパーティの開発者(上記のサードパーティB)が、Google検索スクレイパーをプラン別の段階料金に移行しました。ストアの料金は1週間以内に変わることがあります。実行する当日に料金タブを確認してください。
2026年11月2日Apify公式スクレイパーがバージョン0.0.476をリリースし、/gotoリンクの解決を改善しました。2026年10月30日にはsite:クエリを修正しています。2026年10月26日からは、ショート動画タブ(udm=39)とAI Overviewの全文に対応しています。スクレイパーはGoogleの変更に追従するため、利用者はフィールドの変更に注意する必要があります。
2026年10月15日Googleのブログによると、GoogleはAIモードとAI Overviewsにインラインリンクと出典の情報を追加しました。オーガニック検索結果だけを読み取るツールでは、これらの出典を取得できません。Apifyがアドオン料金を設定しているのはこの部分です。
2026年10月8日Apifyがエージェント決済(x402、MPP)のドキュメントを公開しました。Apifyは、AIエージェントがアカウントなしで呼び出しごとに支払える仕組みを目指しています。
2026年10月7日公式スクレイパーが、実行ごとの開始料金$0.001をプラットフォーム共通の1GBあたり$0.00005に置き換えました。小規模な実行を多数行う場合は安くなります。ページ単価は変わっていません。
2026年9月13日以降Nozzleの測定では、順位トラッカーが取得した検索結果ページの8.0%で結果が差し替えられていました。Search Engine Roundtableが2026年10月12日に報じています。すべての検索データを過去のデータと照合してください。

もう1つ重要な日付があります。Google Custom Search JSON APIは新規顧客の受け付けを終了しており、既存顧客は2027年1月1日までに移行する必要があります。公式ドキュメントによると、1日100クエリまでは無料で、それ以降は1,000クエリあたり$5です。Microsoftのお知らせによると、Microsoft Bing Search APIsは2025年8月11日に提供を終了しました。公式の検索APIが縮小しているため、ストアのGoogle検索スクレイパーは毎月増えています。

数値の検証方法

Apifyの料金はすべて、公開エンドポイントの生のレスポンスから取得しています。公式スクレイパーについてはapi.apify.com/v2/acts/apify~google-search-scraperを参照しました。サードパーティについては、ストアの検索エンドポイントと各actsエンドポイントを参照しました。これらのデータはすべて、2026年11月5日16:17 UTC(シンガポール時間11月6日00:17)に取得しました。「現在の料金」には、開始時刻がその時点より前のpricingInfosエントリのうち、最後のものを使用しています。ストアの表記とエンドポイントの料金が異なる場合は、エンドポイントの料金を採用し、その違いを明記しています。

当社はApifyにログインしておらず、Actorも実行していません。そのため、Apifyの速度、重複率、空の結果に対する課金については実測値がありません。本文ではこれらを「記載なし」または「開発者の主張」と記載しています。

EveryInfraの数値は、2026年11月5日16:14:23〜16:17:20 UTC(シンガポール時間11月6日00:14〜00:17)に1つのテストキーで行った18回の実際の呼び出しに基づいています。結果が返って課金されたのは15回で、合計$0.011105でした。内訳は、webの呼び出し13回とsuggestの呼び出し1回が各$0.000694、web/searchの呼び出し1回が$0.001389です。空の結果1回は返金され、422と401の各1回は$0でした。1,000リクエストあたりの料金、重複率、所要時間の中央値は、スクリプトで生のレスポンスから算出しました。

実際の呼び出しの種類呼び出し回数1回あたりの課金額合計
検索エンドポイントのweb13$0.000694$0.009022
suggest1$0.000694$0.000694
データAPIのweb/search1$0.001389$0.001389
空の結果(返金)1$0$0
パラメータの誤り(422)1$0$0
キーなし(401)1$0$0
すべての呼び出し18—$0.011105

制約:ページネーションのテストは英語のクエリ1件のみで行っており、重複率はクエリによって変わります。所要時間はシンガポールのクライアントから計測したもので、当社のサーバーから遠い地域ではより遅くなります。ストアの料金は頻繁に変わるため、当社の数値は取得した時点でのみ有効です。

当社のWeb検索のすべてのパラメータは、Web検索の製品ページに掲載しています。Apifyのプラン料金、イベント単位の料金、プロキシ料金については、Apifyの料金はどう積み上がるのかで解説しています。本記事ではApifyのGoogle検索スクレイパーのみを比較し、これらの記事の内容は繰り返しません。

はじめ方:1回のテストから毎日の定期実行まで

第1に、インフラマーケットプレイスでWeb検索カテゴリを開き、「Web検索」を探します。コードを書かずにクエリを1件試して、レスポンスの形式を確認できます。Web検索の製品ページも参照できます。

第2に、クイックスタートから新規登録し、APIキーを取得します。GitHubの2つのリポジトリにスターを付けると、24時間有効な$1のトライアルクレジットを受け取れます。これで約1,440回の検索ができます。

第3に、上記のcurlによる呼び出しまたはMCP設定をスクリプトやAIクライアントに組み込み、キーワード検索を1日1回実行するようスケジュールします。ほかの検索ソースが必要な場合は、カタログにbing/search、duckduckgo/search、google_news/searchもあります。これらはBing、DuckDuckGo、Google Newsの各プラットフォームページに掲載されています。データAPIのWeb検索は、Web検索のプラットフォームページにあるweb/searchです。より広く比較するには、代替サービスの概要とApifyの代替サービスをご覧ください。

FAQ

Apify Google Search Scraperの料金はいくらですか?

検索結果ページ単位で課金されます。公開料金は2026年11月5日(UTC)に取得しました。1,000ページあたりの料金は、Freeが$4.50、Starter(月$19)が$2.50です。Scale($199)は$1.95、Business($999)は$1.80です。エンタープライズ向けのPlatinumとDiamondは、それぞれ$1.50と$1.20です。

さらに、実行ごとに$0.00005の開始料金がかかります。広告の抽出、AI Overviews、AIモードなどのアドオンは別料金です。月$5のFreeクレジットで約1,111ページを取得できます。(この質問はオートコンプリートの候補「apify google search scraper」に基づいています。料金は料金タブに掲載されています。)

Apify Google Search Results Scraperで「他の人はこちらも質問」や関連検索を取得できますか?

はい。公式スクレイパーはpeopleAlsoAskとrelatedQueriesを追加料金なしで出力し、これらはページ料金に含まれています。EveryInfraのWeb検索には、この2つのフィールドはありません。最も近いのはsuggestですが、これは検索ボックスのオートコンプリートで、検索結果ページの関連する質問ではありません。(この質問はオートコンプリートの候補「apify google search results scraper」に基づいています。ストアにある別のサードパーティ製スクレイパーは、タイトルに「Organic SERP, PAA & Related」を含んでいます。)

無料のGoogle検索スクレイパーはありますか?

いくつかの選択肢があります。ApifyのFreeアカウントには月$5が付与され、公式スクレイパーで約1,111ページ分になります。ストアのサードパーティAは月100回の無料検索を提供しており、それ以降はApifyの有料プランが必要です。Google Custom Search JSON APIは1日100クエリまで無料ですが、新規顧客を受け付けておらず、2027年1月1日に終了します。

オープンソースのコードで自前のスクレイパーを作れば料金はかかりませんが、JavaScriptのレンダリングとブロックに自分で対処する必要があります。EveryInfraのトライアルは$1で、24時間有効です。(この質問はオートコンプリートの候補「google search scraper free」に基づいています。)

Google検索スクレイパーのAPIはどのように呼び出せばよいですか?

Apifyでは、同期エンドポイントのrun-sync-get-dataset-itemsを使います。queriesとページ数を指定してPOSTを1回送ると、実行終了時に結果が返ります。EveryInfraでは、toolをwebに設定してPOST /api/v1/searchを使い、1回の呼び出しで1ページを取得します。curlの全文は本文の前半にあります。どちらもキーが必要で、JSONを返します。(この質問はオートコンプリートの候補「google search scraper api」に基づいています。)

PythonでGoogle検索スクレイパーを書くにはどうすればよいですか?

APIを呼び出すだけなら、requestsでPOSTを1回送れば十分で、構造は上記のcurlと同じです。Apifyには、バッチ実行やデータセットの読み取りに使える公式のPythonクライアントがあります。Googleの検索結果ページ向けのPythonスクレイパーを一から作る場合は、JavaScriptのレンダリング、/gotoリンクの解決、2025年以降頻発しているブロックに対処しなければなりません。保守コストが高いため、ほとんどの人は既製のツールを使っています。(この質問はオートコンプリートの候補「google search scraper python」に基づいています。)

Google検索結果のスクレイピングは合法ですか?

本記事は法的助言を提供するものではありません。はっきりしている事実は次のとおりです。ApifyのREADMEのFAQでは、公開データのスクレイピングは一般的に合法だとしています。同時に、個人データと知的財産を尊重し、Googleの利用規約を考慮する必要があるとも述べています。

2025年12月にGoogleがSerpApiを相手取って起こした訴訟は、2026年7月に訴えの修正を認めたうえで却下されました。ご自身の用途については弁護士に相談してください。(この質問はオートコンプリートの候補「google search result scraping」と、ApifyのREADMEのFAQの見出し「Is it legal to scrape Google Search data?」に基づいています。)

Apifyは良いサービスですか?安全ですか?

公開データによると、公式のGoogle検索スクレイパーには218件のレビューがあり、平均評価は4.65です。直近30日間の実行回数は9.28百万回で、そのうち97.9%が成功しています。Apify MCPサーバーは、フル権限を必要とするActorをデフォルトで除外します。両方の権限レベルの詳細は権限に関するドキュメントに記載されています。

なお、Freeプランのアドオンは高額で、AIの回答1件あたり$0.20かかるため、試す前に支出上限を設定してください。(これらの質問はオートコンプリートの候補「is apify good reddit」と「is apify safe」に基づいています。データは公開エンドポイントとMCPのドキュメントから取得しました。)

参考文献

  1. 「Google Search Results Scraper」の公開メタデータ(pricingInfos、stats)、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  2. 「Google Search Results Scraper」のストアページとREADME、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  3. 「Google Search Results Scraper」の料金タブ、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  4. 「Google Search Results Scraper」の入力スキーマ、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  5. 「Google Search Results Scraper」の変更履歴、Apify、2026-11-02
  6. 公開ビルド0.0.476(入力スキーマ、README、変更履歴)、Apify、2026-11-02
  7. 「Apify pricing」、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  8. 「Actors in Store」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  9. 「Actor pricing and costs」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  10. 「Run Actor synchronously and get dataset items」、Apify APIドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  11. 「Apify MCP server」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  12. 「Apify MCP server configurator」、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  13. 「apify-mcp-server」のソースコード、GitHub、2026-11-05 UTCに閲覧
  14. 「Let your AI agent pay for Actor runs」、Apifyドキュメント、2026-10-08
  15. 「Actor and task schedules」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  16. 「Dataset」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  17. 「Webhook integration」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  18. 「n8n integration」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  19. 「Limits」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  20. 「Actor usage and resources」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  21. 「Google SERP proxy」、Apifyドキュメント、2026-11-05 UTCに閲覧
  22. ストア検索エンドポイント:「google search results scraper」、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  23. サードパーティA:「Google Search Results (SERP) Scraper」のストアページ、Apify Store、2026-11-05 UTCに閲覧
  24. サードパーティAの公開メタデータ、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  25. サードパーティF:「Google Search Results Scraper & SERP API」のストアページ、Apify Store、2026-11-05 UTCに閲覧
  26. サードパーティB:「Google Search Results Scraper (SERP)」のストアページ、Apify Store、2026-11-05 UTCに閲覧
  27. サードパーティBの公開メタデータ(2026-11-04からの新料金)、Apify、2026-11-05 UTCに閲覧
  28. サードパーティC:「Google Search Results Scraper」のStoreページ、Apify Store、2026-11-05 UTC閲覧
  29. サードパーティD:「Google Search Results Scraper」のStoreページ、Apify Store、2026-11-05 UTC閲覧
  30. 別のサードパーティ製Google Search Scraper(「Organic SERP, PAA & Related」)のStoreページ、Apify Store、2026-11-05 UTC閲覧
  31. EveryInfra検索ツールカタログ、EveryInfra、2026-11-05 UTC閲覧
  32. EveryInfra機能カタログ、EveryInfra、2026-11-05 UTC閲覧
  33. EveryInfra OpenAPI、EveryInfra、2026-11-05 UTC閲覧
  34. 「Model Context Protocol specification 2025-06-18」、MCP、2025-06-18
  35. 「Custom Search JSON API」、Google for Developers、2026-02-18更新
  36. 「Visual Elements Gallery of Google Search」、Google Search Central、2026-11-05 UTC閲覧
  37. 「Google Terms of Service」、Google、2026-11-05 UTC閲覧
  38. 「Bing Search APIs Retiring on August 11, 2025」、Microsoft Learn、2026-11-05 UTC閲覧
  39. 「Google LLC v. SerpApi, LLC docket」、CourtListener、2025-12-19以降
  40. 「Google LLC v. SerpApi LLC order granting motion to dismiss」、FindLaw掲載の裁判所文書、2026-07-20
  41. 「Why we're taking legal action against SerpApi」、Google、2025-12-19
  42. 「More ways to connect with the web from Search」、Google、2026-10-15
  43. 「Google is making third-party SEO data harder to trust」、Search Engine Land、2026-09-24
  44. 「77% of sites lost keyword visibility after Google removed num=100」、Search Engine Land、2025-09-18
  45. 「Google feeds rank trackers swapped results on 8% of pages, Nozzle finds」、PPC Land、2026-10-19
  46. Crawleeのソースコード、GitHub、2026-11-05 UTC閲覧
  47. apify-client-pythonのソースコード、GitHub、2026-11-05 UTC閲覧
  48. n8n-nodes-apifyのソースコード、GitHub、2026-11-05 UTC閲覧
  49. 「RFC 9110 HTTP Semantics, 422 Unprocessable Content」、IETF、2022-06
  50. 「Actor permissions」、Apify docs、2026-11-05 UTC閲覧
  51. 「Storage」、Apify docs、2026-11-05 UTC閲覧
  52. 「Actor runs and builds」、Apify docs、2026-11-05 UTC閲覧
  53. 「Apify API v2」、Apify docs、バージョン2026-11-04
  54. 「Robots.txt Introduction and Guide」、Google Search Central、2026-11-05 UTC閲覧
  55. 「Proxy」、Apify docs、2026-11-05 UTC閲覧

参考資料 BL-99