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ApifyのInstagram Scraperの代替:1,000件あたりの価格を検証

Apify Instagram Scraperの料金と、EveryInfraで実行した26回の呼び出しを比較。投稿1,000件あたりの料金はEveryInfraで約$0.003、Apifyで$1.50~$2.70です。プロフィールの差は約3~5倍にとどまります。

イラスト:左側では、ベルトコンベアが小さな風景写真のタイルを1枚ずつコイン用の透明な筒に落としていきます。タイルが1枚入るごとに灰色のコインが1枚加わり、コインが高く積み上がっていきます。右側では、同じ枚数のタイルが入った白い木箱が小さなはかりに載っており、その横にはティール色のコインが1枚だけ置かれています。点線が左右を結び、2つの支払い方法の比較であることを示しています。

Apify Instagram Scraperで投稿1,000件を取得する料金は、Businessプランで$1.50、Freeプランで$2.70です。2026年10月26日、EveryInfraのinstagram/user_postsリクエスト1回の料金は$0.000556で、投稿200件が返されました。1,000件あたり$0.00278です。この数百倍の差は事実ですが、多数の行からなる1ページとして返されるデータに限られます。プロフィールや個別の投稿詳細では、どちらのサービスも対象ごとに課金するため、EveryInfraは1.8~4.9倍安いだけです。

本記事の「1,000件あたりの料金」とは、リクエストに対して実際に課金された金額を、そのリクエストで返された行数で割り、1,000を掛けた値です。結果1,000件のコストを示すもので、1,000リクエストのコストではありません。Apifyは結果ごと、EveryInfraはリクエストごとに課金するため、比較の前に両者を同じ単位に換算する必要があります。指定したlimitではなく実際に返された行数で割っているため、返された件数が少ないページでは当社の料金が高く見えることはあっても、低く見えることはありません。

アイソメトリックのイラスト:ベースプレートの上に7つの小さな台座があり、それぞれに結果のバッチを表す薄いタイルが少しずつ積み重なっています。各台座の後ろには柱があり、行が増えるたびに膨らむ行単位課金のコストのように、柱は左から右へ段階的に高くなっていきます。ガントリー型の読み取り装置が、ティール色の輪郭がついた右端の積み重ねを指しており、1回のリクエストで積み重ね全体を取得することを表しています。読み取り装置から右側のダイヤルへケーブルが伸びており、ダイヤルには1回分の課金が記録されます。

概要表:Instagramの5つのデータタイプと1,000件あたりの料金

この表では5つのデータタイプを並べて比較しています。Apify側は公開されている料金のみを使用しています。メインのInstagram Scraperは、どのデータタイプでも結果1件ごとに一律の料金を課金します。Apifyには、それぞれ独自の料金が設定されたInstagram専用のActorも複数あります。

いずれもApifyの公開APIのpricingInfosフィールドから取得しました。取得日時は2026年10月26日13:31(SGT)で、アカウントは使用していません(Instagram Scraperのメタデータ)。EveryInfra側の数値はすべて、当社が実際に行った呼び出しによるものです。金額はbilling.charged_usdまたはコンソールの呼び出しログから、行数はresults配列から取得しています。

データEveryInfraの機能呼び出し数/行数/課金額EveryInfraの1,000件あたり単価Apify(1,000件あたり、Free → Business)価格差
プロフィールinstagram/profile5 / 5 / $0.002780$0.556Profile Scraper $2.60 → $1.602.9–4.7x
投稿instagram/user_posts3 / 495 / $0.001668$0.0034Instagram Scraper $2.70 → $1.50445–801x
投稿詳細instagram/post1 / 11 / $0.006111$0.556Post Scraper $1.70 → $1.001.8–3.1x
ハッシュタグ別リールinstagram/hashtag(results_type=reels)2 / 60 / $0.001112$0.0185Reel Scraper $2.60 → $1.0054–140x
キーワード別リールinstagram/reels_search1 / 92 / $0.007194$0.0782Reel Scraper $2.60 → $1.0012.8–33x
コメントinstagram/comments3 / 45 / $0.001668$0.0371Comments Scraper $2.60 → $1.9051–70x
フォロワー数instagram/followers_list2 / 92 / $0.001112$0.0121Followers and Following Scraper $2.00 → $1.1595–166x

差は、Apifyの料金を当社の料金で割った値です。下限はApifyのBusinessプラン、上限はFreeプランに基づいています。この表を読む際のポイントは2つあります。1つ目に、最大の価格差が生じているのは、いずれも1リクエストで1ページ分の行を返す機能です。

当社のリクエストあたりの価格は固定のため、1件でも200件でも$0.000556です。第2に、EveryInfraではプロフィールと投稿詳細は対象ごとに課金されます。11件のリンクを指定したpostリクエストは11回課金され、profileは1回の呼び出しで1アカウントを取得します。表のこれらの行はApifyの結果ごとの課金モデルと同じ仕組みになるため、差は2〜5倍に縮まります。

ドットプロット。横軸は1,000件あたりの米ドル価格で、$0.001から$10までの対数目盛、1目盛ごとに10倍です。7行あり、各行に3つのマーカーがあります。灰色の四角はApify Freeティア、濃い灰色のひし形はApify Businessティア、ティール色の丸はEveryInfraの実測値です。プロフィール:$2.60、$1.60、$0.556。投稿:$1.70、$1.00、$0.0034。投稿詳細:$1.70、$1.00、$0.556。リール(ハッシュタグ):$2.60、$1.00、$0.019。リール(キーワード):$2.60、$1.00、$0.078。コメント:$2.60、$1.90、$0.037。フォロワー:$2.00、$1.15、$0.012。どの行でもApifyの2つのマーカーは$1〜$3の間にあります。ティール色の丸は、プロフィールと投稿詳細ではApifyのマーカーに近く、ほかの5行でははるか左にあります。

当社のマーカーが$0.003から$0.56まで幅があるのは、リクエストあたりの行数が機能ごとに異なるためです。これは見出しの数値の限界も示しています。「100,000件のプロフィールが欲しい」というジョブであれば、当社の料金は1,000件あたり$0.556です。Apify Profile Scraper Businessは$1.60です。つまり差は数百倍ではなく、約2.9倍です。

Apify Instagram Scraperの料金の仕組み

Apify Instagram Scraperはイベント課金(pay-per-event)方式を採用しています。ストアページによると、結果1件はスクレイピングされた1アイテム(投稿、リール、コメント、プロフィール、ハッシュタグ、場所のいずれか)に相当します。料金は1,000件あたり、Freeプランで$2.70、Starterで$2.30、Scaleで$1.90、Businessで$1.50と記載されています。公開APIも同じ4つの料金を返し、さらにエンタープライズ向けの2つのティア(PLATINUMが$0.90、DIAMONDが$0.50)も含まれていました。pricingInfosのstartedAtフィールドによると、この料金体系は2026年2月20日から適用されています。Apifyのドキュメントでは、有料プランがストアの割引ティアに対応付けられており、StarterはBronze、ScaleはSilver、BusinessはGoldです(Actors in Store)。

Apify Instagram Scraperのストアページのスクリーンショット。「How much will scraping Instagram cost」というタイトルのセクションです。ティール色の枠で1つ目の段落が囲まれています。内容は、イベント課金方式であること、結果1件はスクレイピングされた1アイテムに相当すること、Freeプランは割引なしで結果1,000件あたり$2.70であることです。ティール色の枠で2つ目の段落も囲まれています。内容は、Starterは結果1,000件あたり$2.30で月8,200件以上、Scaleは$1.90で月104,700件、Businessは$1.50で月666,000件であることです。
Apify Instagram Scraperのストアページの「How much will scraping Instagram cost?」セクション(2026年10月26日閲覧)。ティール色の枠は料金に関する2つの段落を示しています。 Apify Instagram Scraperのページ

「月8,200件以上」という数字はプラン料金から算出されています。Starterプランは月額$19で、1,000件あたり$2.30で$19を使うと約8,260件になります。Scaleは$199で104,700件、Businessは$999で666,000件です。Apifyの料金ページでは、各プランが前払いの利用枠として表示されています。Freeは$5、Starterは$19、Scaleは$199、Businessは$999です。

超過利用分は次回の請求書に計上されます。同じページには、前払い利用枠の未使用分は繰り越されないことも記載されています。また、Freeアカウントは$5を使い切ると次の月次サイクルまで利用できなくなる、とも書かれています。2026年9月4日に更新されたヘルプ記事Reaching platform limitsでも、Freeプランでは無料枠の$5を超えて利用上限を引き上げられないことが確認できます。

専用アクターの料金は異なります。以下の値はすべて2026年10月26日に取得した公開メタデータに基づくもので、1,000イベントあたりの米ドル建てです。

Apifyアクター主なイベントFreeStarterScaleBusiness追加イベント
Instagram Scraper結果$2.70$2.30$1.90$1.50なし
Instagram Profile Scraperプロフィール$2.60$2.30$2.00$1.60About accountアドオン$7.00 → $4.00
Instagram Post Scraper投稿$1.70$1.50$1.30$1.00投稿詳細$1.00 → $0.60、音楽データ$7.00 → $4.00
Instagram Reel Scraperリール$2.60$2.30$1.40$1.00実行開始1回あたり$0.001、シェア$7.00 → $4.00、文字起こし1分あたり$0.048 → $0.027、動画1MBあたり$0.02 → $0.01
Instagram Comments Scraperコメント$2.60$2.30$2.10$1.90なし
Followers and Following Scraperプロフィール$2.00$1.75$1.40$1.15なし
Instagram Hashtag Scraper結果$2.60$2.30$2.10$1.90なし

この表には最近の変更が1つあります。Post ScraperのメタデータのstartedAtによると、Instagram Post Scraperの現行料金は2026年10月7日から適用されています。メインのスクレイパーより投稿1件あたり$0.50〜$1.00安くなっています。ただし、現在は「post details(投稿詳細)」を別のイベントとして課金しています。

そのため、詳細付きの投稿には2イベント分の料金がかかり、合計でFreeでは$2.70、Businessでは$1.60となり、メインのスクレイパーとほぼ同じです。Apifyは、イベント課金のActorの一部はプラットフォーム使用料を別途請求すると注意を促しています(「Actors in Store」)。上記の7つのActorを確認したところ、7つすべてがPAY_PER_EVENTで、別途の使用料はありませんでした。

Apifyは各イベントの料金のうち、どれだけを受け取っているのでしょうか。Apifyの開発者向けドキュメントによると、開発者はイベント収益の80%からプラットフォームコストを差し引いた額を受け取ります(Pay-per-event pricing model)。公開メタデータでは、どのアクターもapifyMarginPercentage: 0.2となっています。つまり、結果1件の料金の5分の1がプラットフォームに、残りがそのアクターを作った開発者に渡ります。

EveryInfraの課金方式:行ごとではなくリクエストごと

EveryInfraはリクエストごとに課金します。2026年10月26日に確認した機能カタログには、Instagramの機能が15個掲載されています。そのうち10個は1回の呼び出しあたり$0.000556です。1回の呼び出しあたり、reelsは$0.001194(テスト当日は一時停止中)、user_searchは$0.004806、reels_searchは$0.007194、tagged_postsは$0.007444、similar_profilesは$0.008806です。user_postsはデフォルトで30件、最大200件を返します。

commentsはデフォルトで50件、最大100件を返します。followers_listはデフォルトで50件、最大500件を返します。これらのカタログ項目には「一定行数ごとに課金」という注記がないため、limitをいくつにしても1回の呼び出しの料金は同じです。例外は複数のターゲットを扱う機能で、postはurls配列を受け取り、リンク1件ごとに課金されます。

アニメーションのフロー図で、6つのステーションをループします。ティール色の点が破線のループに沿って移動します。1.送信:プラットフォーム、アクション、パラメータ(例:instagram/user_posts)。2.キーとパラメータの確認:キーがなければ401、不明なパラメータは422を返し、どちらも課金されません。3.収集:同期では85秒以内に応答し、時間のかかるジョブでは非同期処理とjob_idを使います。4.結果の判定:1件以上のデータが返ればカタログ価格で1回課金され、一時停止中の機能は503を返し、課金されません。5.配信:JSONで返し、非同期ジョブはCSVでもダウンロードできます。6.記録:呼び出しごとに台帳に1件記録され、件数と金額をコンソールで確認できます。中央のテキストには「user_postsは1回の呼び出しで最大200件を返し、料金は1回の呼び出しあたり$0.000556」と表示されています。

EveryInfraには月額料金がありません。料金ページにあるとおり、チャージは$10から可能で、ウォレット残高に有効期限はありません。新規アカウントでは、GitHubでスターを付けると$1のトライアルクレジットを受け取れます。有効期間は24時間です。パラメータ不備や認証エラーなど、失敗したリクエストは課金されません。今回のテスト用APIキーでは、APIキーごとに毎分10リクエスト、アカウントごとに毎分60リクエストまで許可されていました。これは/api/v1/accountエンドポイントが示すデフォルト値です。

チャージ額を増やすと、これらのレート制限が引き上げられます。Apifyと比べると、仕組みに2つの違いがあります。Apifyの前払い利用枠は毎月失効しますが、当社の残高は失効しません。また、Apifyは結果ごと、当社はリクエストごとに課金するため、当社の1,000件あたりの価格は1リクエストで返る行数によって決まります。

イラスト:左側のロボットアームが、レールに沿って右側の背の高いカードラックへ封筒を送ります。ラック上の写真カードはクリップで同じ大きさの束に分けられており、各束は結果の1ページを表します。ティール色の枠で囲まれた一番上の束だけが、レールを通ってアームに戻ります。ほかの束は薄い色のままラックに残り、それぞれの横には小さな空きスロットがあります。これは、それらの束が取得されず、課金もされなかったことを示しています。
リクエストごとの課金:1リクエストで1ページを取得し、そのページに1回だけ課金されます。取得しないページに料金はかかりません。

集計方法

Apifyの価格は公開情報のみから取得しています。ApifyのパブリックAPIのpricingInfosフィールド(読み方は「Get Actor」のAPIドキュメントを参照)と、Storeページの記載です。Apifyへの登録、支払い、ApifyのAPIキーの使用は一切していません。当社の1,000件あたりの価格は実際の呼び出しのみから算出し、分母はlimitではなく返された件数です。0件を返した呼び出しは分母に含めず、その課金と返金は別に記録しています。

価格差はすべて、Apify BusinessとApify Freeを両端として示し、3倍未満の差も本文とまとめの表に載せています。どのlimitでも返ってきた行数を確認し、要求した行数の90%以上が返った場合のみ「充足」とみなします。失敗または空の結果になるプローブを6件送り、返金されるべきなのに返金されなかった課金はこの記事で報告します。各機能は時間を変えて少なくとも2回実行し、2回の差が20%以内の場合のみ価格を「安定」とみなします。

ライブ呼び出しを行う前の2026年10月26日13:40(SGT)に、これらのルールを確定しました。結果の要点は次のとおりです。comments、followers、natgeoのpostsはlimitに届きませんでした。存在しないユーザー名へのリクエストが2回とも課金されました(10月26日に修正済み。後述)。natgeoが返した投稿は95件だけだったため、postsの1,000件あたりの価格は3回の呼び出しの間で20%を超える差が出ました。そのため、単一の数値ではなく範囲で示します。

結果は以下の各セクションで示しますが、要点は次のとおりです。3つの機能がlimitに届きませんでした。comments、followers、natgeoのposts呼び出しです。失敗系の検証のうち1件は課金され、返金されませんでした。存在しないユーザー名のケースです。これは10月26日に修正され、再テストでは課金されませんでした。postsの価格はアカウント間で20%を超えて異なったため、postsについては単一の数値ではなく範囲で報告します。

テスト1:プロフィール(アカウントごとに課金、価格差はわずか3〜5倍)

2026年10月26日13:35〜13:44(SGT)に、ブランドや組織の5つのプロフィールnasa、natgeo、nike、realmadrid、djiglobalを取得しました。各リクエストで1アカウントを取得し、料金は$0.000556でした。5回の呼び出しで合計$0.00278、プロフィール1,000件あたり$0.556です。フィールドはカタログのresponse_fieldsと一致しました。内容は、フォロワー数、フォロー数、投稿数、認証済みフラグ、ビジネスフラグ、プロフィールのリンク、HDアバター、ハイライト数、recent_posts配列です。

値は妥当でした。NASAはフォロワー104,378,884人、投稿4,979件でした。Nikeはフォロワー290,902,811人でした。Real Madridは投稿22,000件でした。

アカウント取得時刻(SGT)フォロワー数フォロー中投稿数課金額
nasa13:35:35104,378,884904,979$0.000556
natgeo13:37:00268,283,67219532,000$0.000556
nike13:43:31290,902,8112661,675$0.000556
realmadrid13:43:49181,935,7016622,000$0.000556
djiglobal13:44:036,798,7383985,445$0.000556

1,000プロフィールあたりFreeで$2.60、Businessで$1.60を課金するApify Instagram Profile Scraperと比べると、当社は2.9〜4.7倍安価です。メインのInstagram Scraperのdetailsモード(1件あたり$1.50〜$2.70)と比べると、2.7〜4.9倍安価です。これは本記事で最も控えめな数字です。双方がアカウント単位で課金する場合、差は数倍にとどまり、数百倍にはなりません。Apify Profile Scraperは、登録日と国を含む「About account」アドオンも、Freeで1,000件あたり$7.00で販売しています。当社のprofileはこの二つのフィールドを返しません。

プロフィールのレスポンスには、はっきり注意しておくべき制限が1つあります。NASAのrecent_postsの12件はすべてlike_countとcomment_countが0で、posted_atはすべて日付の時刻部分が00:00になっています。つまり、この配列はプレビューです。アカウントがどんなコンテンツを投稿しているかを知るには役立ち、NASAの12件のうち4件は動画でした。ただし、エンゲージメント率の算出には使えません。エンゲージメントには、次のテストで扱うuser_postsを使ってください。

テスト2:user_postsで投稿を取得(1回で200件、大きな差の要因)

2026年10月26日13:35:55(SGT)に、username=nasa、limit=200で非同期のinstagram/user_postsリクエストを送信しました。ジョブは13:36:44(SGT)に200件で完了し、200個のpost_idの値はすべて一意でした。コンソールの呼び出しログには$0.000556の課金が1回記録されていました。非同期ジョブで返される件数が多くても、料金は上がりませんでした。

すべての行にいいね数、コメント数、キャプション、投稿日時、投稿者、画像リンクが含まれ、充足率は100%でした。投稿1,000件あたり$0.00278です。Apify Instagram ScraperはBusinessで$1.50、Freeで$2.70なので、540〜971倍の価格になります。

実際のAPIレスポンスのスクリーンショット。上部はリクエストで、POST /api/v1/socialにplatform instagram、action user_posts、mode async、paramsとしてusername nasaとlimit 200を指定しています。中央はGET /api/v1/jobs/{job_id}の結果で、statusはsucceeded、2026年10月26日13:35:55〜13:36:44(SGT)、ティール色の枠内にcount 200が表示されています。2件の投稿についてpost_id、キャプションの冒頭、いいね数(336753と26866)、コメント数(733と129)、投稿日時を表示し、残り198件は省略しています。下部はコンソールの呼び出しログで、action user_posts、charged true、ティール色の枠内にUSD 0.000556が表示され、ジョブの件数は200です。
テスト2のnasaリクエストに対する実際のレスポンスです。2件だけを残し、キャプションは途中で切っています。balanceなどの内部フィールドは表示していません。ティール色の枠は件数と課金額を示しています。 EveryInfra APIレスポンス、Instagramユーザー投稿スクレイピングAPI

2つ目のアカウントでは、ページが埋まりませんでした。13:41:46(SGT)にnatgeoに対してlimit=200で同じリクエストを送信したところ、同じ$0.000556で95件が返り、1,000件あたり$0.00585でした。95件の投稿は2026年9月28日から2026年10月25日までの約4週間分です。National Geographicは投稿頻度が高く、プロフィールには32,000件の投稿が表示されています。

なぜ95件で止まったのか、APIは理由を示しておらず、当社も推測はしません。この呼び出しは「埋まらなかった」ものとして記録し、95件で価格を計算しています。この不利な単価でも、Apify Businessより256倍安くなります。

2つのアカウントからは、1回の呼び出しでどれだけの期間をカバーできるかもわかります。NASAの200件の投稿は5月7日から10月25日までで、1日あたり約1.17件のため、1回の呼び出しで171日分をカバーします。natgeoは1日あたり約3.5件投稿するため、200件すべて返っても約57日分にとどまり、今回の95件は27日分でした。競合のモニタリングでは、アカウントの投稿頻度に合わせて取得頻度を決めてください。natgeoのようなアカウントは週に約24件増え、上限の200件を大きく下回るため、週1回の取得で十分です。月4〜5回の呼び出しで、約$0.0024です。NASAのようなアカウントなら、月1回の取得でも取りこぼしはありません。

安定性を確認するため、25分後の14:00:42(SGT)に同じnasaリクエストを再送信しました。2回目のジョブも$0.000556で200件を返し、200個のpost_idの値も同じだったため、1,000件あたりの価格は再び$0.00278でした。前述の基準では、これは安定していると判断できます。ただし、数値そのものは変わっていました。

200件のうち100件で、いいね数が変わっていました。10月25日の満月の投稿は、いいねが336,753から347,872に、コメントが733から751に増えています。Instagramのエンゲージメント数は取得した時点のスナップショットなので、各件に取得時刻を保存してください。

どの投稿が変化したのでしょうか。投稿からの経過日数でグループ分けすると、傾向がはっきりします。直近7日間の12件はすべて変化し、増加数の中央値は128、最大の増加は11,119でした。経過7〜30日の33件では24件が変化し、増加数の中央値はわずか13.5でした。経過30〜90日の73件では33件が変化し、増加数の中央値は1でした。それより古い82件では31件が変化し、変化の中央値はマイナス1でした。全体では、200件中31件で25分前よりいいね数が減っていました。

初回取得時の投稿後経過日数投稿数いいね数が変化変化の中央値(変化した投稿)最大の増加
直近7日間1212+128.5+11,119
7〜30日3324+13.5+354
30〜90日7333+1+10
90日超8231−1+38

エンゲージメントを追跡する場合、頻繁に再取得が必要なのは直近30日間の投稿だけです。1か月より古い投稿の変動は、いいね数が数件増減する程度です。NASAのように1日1回程度投稿するアカウントなら、limitのデフォルト値30で1か月分をカバーできるため、1日1回の呼び出しで十分です。

3回のuser_posts呼び出しの合計で、$0.001668で495件を取得しました。これは投稿1,000件あたり$0.0034で、Apify Instagram Scraperの$1.50〜$2.70より445〜801倍安くなります。

nasaの200件の投稿を投稿月別に示した棒グラフ。5月24件、6月31件、7月32件、8月40件、9月32件、10月41件。10月の棒はティール色で、25日までの件数です。タイトルには、$0.000556の1回の呼び出しで5か月半前までさかのぼれると書かれています。

このグラフは、200件の投稿がいつ公開されたかを示しています。最も古いものは2026年5月7日、最も新しいものは2026年10月25日で、1回の呼び出しで5か月半をカバーしています。競合モニタリングでは、1回のリクエストでアカウントのフィードを半年分取得できるということです。その後は、デフォルトのlimitである最新30件を毎日取得すれば、記録を最新に保てます。Apifyでは、同じ200件の投稿は200件の結果イベントとなり、Businessで$0.30、Freeで$0.54です。

もう1つ報告すべき結果があります。13:35の呼び出しでは、user_postsのmedia_typeが誤っていました。200件すべてでmedia_typeがimageになっていました。同じ時点で、profileではNASAの直近12件の投稿のうち4件が動画(例:DeTUk4sDSp-、De7XCa_TJ4h)と表示されていましたが、user_postsではこれらもimageとラベル付けされていました。この問題を当社のエンジニアリングチームに報告し、10月26日に修正されました。16:01(SGT)にlimit=12でNASAのuser_postsを再度呼び出したところ、12件のうち4件がvideo、8件がimageで返り、profileと一致しました。修正前に取得したデータでは、video_urlを使って動画を特定してください。200件のうち56件にこの値があり、既知の4本の動画もすべて含まれています。また、13:43(SGT)にinstagram/postで11件の投稿をリンクから取得したところ、4本の動画はすべてvideoとして返りました。

video_urlで分けると、media_typeではわからない傾向が見えます。動画リンクのあるNASAの56件の投稿はいいね数の中央値が96,512で、それ以外の144件は255,039でした。つまり、動画投稿のいいね数の中央値は、それ以外の投稿の40%未満です。コメント数の中央値は919と1,007で、大きな差はありませんでした。11リンクのpostリクエストは11ターゲットとして課金され、合計$0.006111、1,000件あたり$0.556でした。Apify Post Scraperの$1.00〜$1.70と比べると、1.8〜3.1分の1の価格にとどまります。プロフィールと同様、ターゲット単位で課金されるグループに属します。

テスト3:リール。アカウント指定は一時停止中、ハッシュタグとキーワードでは取得可能

アカウント指定で取得できなかったのはリールだけでした。ユーザー名でリールを取得するinstagram/reels($0.001194)は、テスト当日、カタログ上でavailable=falseとなっていました。それでも13:38:07(SGT)に1回リクエストを送ったところ、503が返り、コードはunavailable、理由はtemporarily_unavailable、retry_afterは900秒、billing.charged_usdは0でした。

つまり、この機能は一時停止中は呼び出しを拒否し、その分は課金しません。現時点でアカウント指定でリールを一括取得するには、ApifyのInstagram Reel Scraperを使ってください。別の方法として、user_postsで投稿リンクを取得し、各リンクをpostで確認することもできます。

ハッシュタグとキーワードによるリールの取得は正常に機能します。13:39:47(SGT)にhashtag=coffee、results_type=reels、limit=100でinstagram/hashtagを呼び出し、$0.000556で30件のリールを取得しました。14:01:34(SGT)にtravelで繰り返したところ、やはり$0.000556で30件が返りました。2回の呼び出しで60件、1,000件あたり$0.0185です。13:40:19(SGT)には、キーワードcoffeeについてlimit=200でinstagram/reels_searchを呼び出しました。$0.007194で92件のリールが返り、1,000件あたり$0.0782でした。

呼び出し時刻(SGT)limit件数課金額1,000件あたり
nasaのreels(一時停止中)13:38:07default0, 503$0n/a
hashtag coffee、リール13:39:4710030$0.000556$0.0185
hashtag travel、リール14:01:3410030$0.000556$0.0185
reels_search coffee13:40:1920092$0.007194$0.0782

reels_searchは1回あたりの費用が高いものの、各行にplay_countやduration_secなどの再生関連フィールドが含まれ、再生数の多い動画を選ぶのに役立ちます。Apify Reel Scraperは1,000件あたりFreeで$2.60、Businessで$1.00に加え、実行開始ごとに$0.001かかります。ハッシュタグ指定では54〜140分の1、キーワード指定では12.8〜33分の1の価格です。

Apify Reel Scraperには当社が提供していない機能があり、それを明記します。シェア数はアドオンとして、Freeで1,000件あたり$7.00で提供されています。文字起こしは1分あたり$0.048から、動画ファイルのダウンロードは1MBあたり$0.02からです。また、1つのアカウントのすべてのリールを取得できます。カタログではtranscriptとmusicがreels_searchのフィールドとして記載されていますが、92件のいずれにもこれらのフィールドの値はありませんでした。現時点で文字起こしや音楽情報が必要な場合は、Apifyを使ってください。

一方、92件のデータには再生数と動画の長さが含まれていました。再生数は267,000回から194百万回までの幅があり、中央値は3.52百万回で、78件が百万回を超えていました。長さの中央値は21.6秒です。投稿日は7月28日から10月25日まででした。つまり、キーワード検索で返ってくるのは、直近三か月以内に投稿され、すでに視聴者を獲得しているReelsです。実績のあるフォーマットを探すには役立ちますが、伸びる前の新しい動画を見つける用途には向きません。

テスト4:コメントは1回15件、1件あたりは安いが件数は少ない

limitが上限値であることが最もはっきりわかるのがコメントです。3件の投稿に対してinstagram/commentsを呼び出しました。1件目はNASAの10月25日の投稿(コメント733件)で、limit=100を指定しました。2件目はNASAで最もコメントが多い投稿(コメント12,782件)で、limit=50です。3件目はnatgeoで最もコメントが多い投稿(コメント4,093件)で、limit=50です。

呼び出し時刻は13:37:47、13:39:10、13:44:20(SGT)です。3回とも返ったコメントはちょうど15件で、費用は各$0.000556でした。合計45件のコメントで$0.001668、1,000件あたり$0.0371です。ApifyのComments Scraperの$1.90〜$2.60と比べて51〜70分の1です。

投稿投稿のコメント数limit返却行数全コメントに占める割合
nasa、10月25日の満月733100152.0%
nasa、コメント最多12,78250150.12%
natgeo、コメント最多4,09350150.37%

この安さは行単位の話で、機能単位ではありません。コメントが12,782件ある投稿で、1回の呼び出しで取得できたのは15件、約0.12%でした。これはInstagram側の制限です。各投稿で公開表示されるコメントは約15件だけなので、limitを大きくしても件数は増えません。Apify側でも、Instagram ScraperのFAQによると、Freeプランのユーザーが取得できるのは投稿1件につきコメント1ページ分、約15件です。有料プランにはこの制限がなく、新しい順での並べ替えや返信の取得もできます(Instagram Scraper)。

話題になった1件の投稿のコメントをすべてエクスポートして感情分析をしたいなら、Apifyの有料プランの方が適しています。一方、500件の投稿について毎日最新分のコメントを確認し、ネガティブな兆候を探すのが目的なら、1回15件で十分で、当社の料金は1日$0.278です。

どの15件が返されるかも重要です。NASAの10月25日の投稿では、15件すべてが呼び出し前の20分間、SGTで13:19から13:37の間に書かれたものでした。natgeoの投稿では、15件はその日のSGT 01:41から11:27の間に収まっていました。全45件のコメントのうち43件はいいねが0で、コメント投稿者のうち認証済みアカウントは1人だけでした。つまり、commentsが返すのは最新分のコメントであり、いいね数の多い上位コメントではありません。「今怒っている人はいるか」を知るには使えますが、最も代表的な意見を探す用途には向きません。

テスト5:フォロワー。1回あたり40〜50件、空の結果は返金

カタログではinstagram/followers_listのデフォルトは50、最大は500とされています。SGT 13:37:58にlimit=500でNASAのフォロワーをリクエストしたところ、返ってきたのは49アカウントでした。SGT 13:38:49にlimit=200でnatgeoのフォロワーをリクエストすると、43アカウントでした。1回の呼び出しは$0.000556なので、92アカウントで$0.001112、1,000件あたり$0.0121です。

ApifyのFollowers and Following Scraperは$1.15〜$2.00なので、当社の料金は95〜166分の1です。このApify Actorは2026年6月30日に作成され、現在の料金は2026年8月6日から適用されています。直近30日間のユーザー数は1,117人でした。

ここでも制限を明確にしておきます。NASAのフォロワーは104百万人なので、49人はごく一部です。これもInstagram側の制限です。認証済みアカウントと一部のビジネスアカウントでは、フォロワー一覧の最初のページだけが公開されており、次のページのカーソルがありません。NASAとnatgeoはどちらも認証済みです。認証されていない公開アカウントでは、より多くの件数が返ります。そのため、大規模な認証済みアカウントのフォロワーを全件エクスポートすることはできません。フォロー中一覧は事情が異なります。

NASAがフォローしているアカウントは90件のみで、13:39:27(SGT)のfollowing_list呼び出しで90件すべてが返りました。13:44:50(SGT)の3回目の調査では、realmadridに対して非同期のフォロワーリクエストを送信しました。ジョブは0件で成功し、refund_stateはrefundedだったため、課金は返金されました。

そのページに誰が載っているかも見ておく価値があります。NASAのフォロワー49人のうち21人、natgeoの43人のうち10人が非公開アカウントでした。92人中31人、約3分の1にあたり、認証済みアカウントは1つもありませんでした。オーディエンス分析では、非公開アカウントからはユーザー名とアバターしか得られないため、さらに分析できるのはサンプルの約3分の2だけです。フォロワーのうちアクティブな実ユーザーがどれだけいるかを見積もるには、まずis_privateで非公開アカウントを分けてください。

横棒グラフで、リクエストごとに1行です。薄い灰色の枠線の棒はリクエストしたlimit、ティール色の棒は返された件数を示します。user_posts nasa:200と200。user_posts natgeo:200と95。reels_search coffee:200と92。hashtag reels coffee:100と30。hashtag posts coffee:100と24。comments nasa投稿1:100と15。comments nasa投稿2:50と15。followers_list nasa:500と49。followers_list natgeo:200と43。following_list nasa:100と90。

このグラフはすべての行数をまとめたものです。指定したlimitと同じ件数を返したのはuser_postsだけで、他の機能の多くは約1ページ分しか返しませんでした。1回の呼び出しにつき1回課金というルールは変わりませんが、1,000件あたりの価格は変わります。そのため、この記事の価格差はすべてlimitではなく、実際に返された行数で計算しています。limitで割ると、コメントは1,000件あたり$0.0056に見えますが、これは誤りです。

失敗や空の結果は課金されるのか?6つの検証

意図的に6種類の異常なリクエストを送信しました。結果は次の表のとおりです。

ケース時刻(SGT)レスポンス課金額
APIキーなし13:35:31401 missing_key、メッセージに課金されていないと明記$0
パラメータ名の誤り(results_limit)13:38:32422 unknown_param、使用可能なパラメータとしてusernameとlimit、および正しい使用例を提示$0
一時停止中の機能(reels)13:38:07503 unavailable、retry_afterは900秒$0
1分あたり10回を超える呼び出し13:38:56429 rate_limited$0
0件のフォロワージョブ(非同期)13:44:50ジョブは成功、countは0、refund_stateはrefunded返金済み
存在しないユーザー名(profile)、2件13:38:07と14:02:12200、resultsには送信したユーザー名のみ1件あたり$0.000556、返金なし(修正前)
存在しないユーザー名、修正後の再テスト(ランダムな名前)16:00:53200、resultsは空、billing.reasonはempty_result_refunded$0

最後の行は問題として報告しなければなりません。EveryInfraのルールでは、空の結果は返金されるはずです。しかし今回はレスポンスボディが空ではありませんでした。usernameフィールドが含まれていましたが、その値は入力をそのまま返しただけで、アカウントデータは含まれていませんでした。

ゲートウェイはこれを成功として扱い、課金しました。24分後に別の存在しない名前で再試行しても同じ結果だったため、一度きりの事象ではありません。両方の呼び出しのリクエストIDをエンジニアリングチームに伝え、10月26日に修正されました。SGT 16:00:53に存在しないランダムなユーザー名で再テストしたところ、呼び出しは200で空のresultsを返し、billing.chargedはfalse、理由はempty_result_refundedで、課金はありませんでした。

Apify側のpay-per-eventは、データセットに書き込まれた結果に対して支払う方式です。失敗した実行は結果を書き込まないので、原則として結果の料金は発生しません。Apifyでは1回の実行あたりの最大課金額も設定でき、その上限に達するとActorは停止します(Pay-per-event pricing model)。それでも、実際の利用では問題が起こることがあります。

あるRedditユーザーは、Actorが件数の上限を必ずしも守らず、数千件の余分なアイテムを取得してその分を課金され、苦情を申し立てても解決しなかったと書いています(r/automation thread)。この投稿はInstagram ScraperではなくYouTubeのActorに関するものです。ここでは、結果ごとの課金で最も大きなリスク、つまり行数が制御できなくなることの例としてのみ取り上げています。

Instagram向けの6つのApify Actorについて、直近30日間に成功しなかった実行数を10,000回あたりで示し、タイムアウト、中断、失敗に分けた積み上げ横棒グラフ。hashtag:747,002回中10,000回あたり50回、scraper:18,216,872回中10,000回あたり46回、profile:9,926,456回中10,000回あたり39回、comment:1,052,097回中10,000回あたり20回、post:6,014,993回中10,000回あたり14回、reel:4,458,546回中10,000回あたり13回。ほとんどのバーではタイムアウトが最も多く、commentでは中断がタイムアウトを上回ります。

Apifyは各Actorの直近30日間の実行結果を公開メタデータとして提供しており、グラフはその数値をもとに当社が算出したものです。failed、timed-out、abortedの各状態の意味はApifyの実行に関するドキュメントに記載されています。メインのInstagram Scraperは30日間で18,216,872回実行されました。そのうち1,117回が失敗、70,933回がタイムアウト、12,424回が中断となり、成功しなかった割合は0.46%で、その大半をタイムアウトが占めています。ここから2つのことが分かります。

利用量は非常に多く、30日間のユーザー数は58,198人です。10,000回の実行のうち約46回は成功しないため、日次実行のワークフローにはリトライを組み込むべきです。これらはApifyが公表している数値であり、当社が測定したものではありません。当社の26回の呼び出しの成功率とは直接比較できません。

数値の検証方法

価格比較でよくある誤りは、「リクエストが成功した」を「データが使える」と読み替えてしまうことです。そこで、実際の呼び出しはすべて同じ手順で確認し、生のレスポンスとスクリプトを保存しています。まず、金額は2か所からのみ採用します。同期呼び出しではレスポンスのbilling.charged_usdを使います。非同期ジョブのレスポンスには金額が含まれないため、コンソールの呼び出しログで各リクエストIDを確認しました。3件のuser_postsジョブと2件の非同期フォロワージョブは、すべてこの方法で確認しています。

第2に、件数はresults配列の実際の長さから数え、post_idまたはアカウントIDで重複を除きます。nasaの2回の実行はいずれも一意の200件、natgeoは95件でした。第3に、フィールドにキーだけでなく値が入っているかを確認します。nasaの200件では、キャプション、いいね数、コメント数、時刻、投稿者、画像の充足率が100%でした。再生数と位置情報はカタログに記載されていますが、この呼び出しでは返らず、動画リンクに値があったのは56件のみでした。下のフィールド表にもそのとおり記載しています。

第四に、あるデータを別の機能で照合します。profileによるとNASAの投稿数は4,979件なので、200件は約4%です。したがって「5か月半」は直近の履歴を意味し、全アーカイブではありません。natgeoの投稿数は32,000件で、95件では4週間分しかカバーできません。

第五に、Apifyの料金は公開メタデータからのみ読み取り、Storeページと照合しました。ページには$2.70、$2.30、$1.90、$1.50が表示されており、APIティアのFREE、BRONZE、SILVER、GOLDにも同じ4つの値が設定されています。また、ページに記載された8,200件、104,700件、666,000件の結果数を料金÷単価で再計算したところ、3つとも1%以内で一致しました。

月額料金:1,000件から1百万件まで

1か月分を比較するには、Apifyのコストにプラン料金を含める必要があります。Freeプランには$5分の利用枠が含まれ、使い切ると停止します。Starter($19)、Scale($199)、Business($999)は前払い制で、未使用分は失効し、超過分はそのティアの単価で課金されます。各ボリュームについて、Apifyは最も安いプランを、EveryInfraは実測した投稿の単価を使用します。プロキシ、ストレージ、転送のコストは加算していません。

月間投稿数最安のApifyプランApifyの月額料金EveryInfraの月額料金
1,000Free(無料利用枠のうち$2.70を使用)$2.70$0.0034
10,000Starter$23.00$0.034
100,000Scale$199.00$0.34
500,000Scale$950.00$1.69
1,000,000Business$1,500.00$3.37
両軸とも対数スケールの折れ線グラフです。横軸は月間投稿数(1,000〜1,000,000)、縦軸は月額(米ドル)です。四角マーカーの濃いグレーの線は、プラン料金を含めた最安プランでのApifyで、1,000件:$2.70、5,000件:$19、10,000件:$23、50,000件:$115、100,000件:$199、500,000件:$950、1,000,000件:$1,500です。丸マーカーのティール色の線はEveryInfraの実測値で、$0.003、$0.017、$0.034、$0.17、$0.34、$1.69、$3.37です。2本の線はほぼ平行で、2〜3桁の差があります。

EveryInfraの列の金額が小さいのは、user_postsが1回の呼び出しで最大200件の投稿を返すためです。注意点が2つあります。1つ目に、実際の業務で投稿だけが必要になることはまれです。各アカウントのプロフィールも必要な場合、プロフィールは1,000件あたり$0.556かかります。

1,000アカウントについて、毎日プロフィールと最新30件の投稿を取得するとします。月にプロフィールの呼び出しが30,000回、投稿の呼び出しが30,000回で、約$33.36です。同じ作業をApifyで行うと、プロフィール30,000件と投稿900,000件になり、Businessで約$1,398、Freeプランの範囲をはるかに超えます。第2に、3回の呼び出しのうち1回は95件しか返らなかったため、投稿1,000件あたりの実際の価格は$0.003〜$0.006の間で変動します。表では、3回の呼び出しをまとめた値($0.001668で495件)を使っています。

米国で一般的なマーケティング業務3つでも、同じ傾向が見られます。インフルエンサーの審査:候補者500人のプロフィールと最新30件の投稿を読み取ります。これは1,000回の呼び出しで$0.556です。Apifyではプロフィール500件と投稿15,000件となり、Businessで$23.30、Freeで$41.80かかります。Freeの場合は$5の無料利用枠を超えます。

ブランドリスニング:毎日3つのブランドハッシュタグの投稿とリールを読み取り、さらに上位20件の投稿についてコメントを1画面分ずつ取得します。これは1日26回の呼び出しで、月約$0.43です。すべてのページが埋まった場合、Apifyでは月約14,400件の結果となり、Instagram ScraperのBusiness単価$1.50で約$21.60です。

競合コンテンツの分析:競合50アカウントの最新200件の投稿を毎週読み取ります。これは月200回の呼び出しで、EveryInfraでは$0.11です。Apifyでは40,000件の結果となり、Businessで$60です。3つのうち差が最も小さいのはインフルエンサーの審査です。呼び出しの半分が対象ごとのプロフィール読み取りであるためです。

用途EveryInfraの月間呼び出し回数EveryInfraの費用Apifyの月間結果数Apify Businessの費用
インフルエンサーの審査(クリエイター500人、1回のみ)1,000$0.55615,500$23.30
ブランドリスニング(1日あたりハッシュタグ3つ+コメント20画面)780$0.4314,400$21.60
競合分析(50アカウント×投稿200件、週1回)200$0.1140,000$60.00

結果単位の課金のほうが安くなるケース

2つの料金計算式から、損益分岐点がわかります。Apifyでは、1回の実行あたりの件数にかかわらず、1,000件あたりのコストはティアの価格と等しくなります(Reel Scraperは1回の実行ごとに$0.001が加算されます)。EveryInfraでは、1,000件あたりのコストは、1回の呼び出しあたりの価格を1回の呼び出しあたりの件数で割り、1,000を掛けた値です。両者が等しくなる点が、当社のほうが高くならない1回の呼び出しあたりの最小件数です。$0.000556のuser_postsと$1.50のApify Instagram Scraper Businessを比べると、損益分岐点は1回の呼び出しあたり0.37件なので、1件でもすでに当社のほうが安くなります。

$0.007194のreels_searchと$1.00のReel Scraper Businessでは、損益分岐点は1回の呼び出しあたり7.2件で、実測は92件でした。$0.008806のsimilar_profilesと$1.60のProfile Scraper Businessでは、損益分岐点は1回の呼び出しあたり5.5アカウントで、カタログのデフォルトは20です。

EveryInfraの機能1回あたりの料金Apifyのアクター(Businessプラン)損益分岐となる1回あたりの行数実測行数
user_posts$0.000556Instagram Scraper($1.50)0.3795–200
comments$0.000556Comments Scraper($1.90)0.2915
followers_list$0.000556Followers and Following Scraper($1.15)0.4843–49
reels_search$0.007194Reel Scraper($1.00)7.292
similar_profiles$0.008806Profile Scraper($1.60)5.5未テスト

実際の例外は、Apifyのエンタープライズ向けティアです。公開メタデータには、Instagram Scraperの1,000件あたりの単価としてPLATINUM($0.90)とDIAMOND($0.50)も記載されています。Profile ScraperのDIAMONDは$0.50、Post ScraperのDIAMONDは$0.40です。

これらのティアは公開されているプラン表には載っておらず、Apifyのドキュメントには、エンタープライズ顧客は追加の割引を受けられるとしか書かれていません(Actors in Store)。Apifyの料金とコストに関するドキュメントには、PLATINUMとDIAMONDはEnterprise顧客専用と明記されています。DIAMONDを利用しているApifyのエンタープライズ顧客であれば、対象ごとに課金される項目では立場が逆転します。プロフィール1,000件はApifyで$0.50、EveryInfraで$0.556です。投稿詳細1,000件はApify Post Scraperで$0.40、EveryInfraで$0.556です。

つまり、「1対象につき1課金」の業務では、大口顧客はEveryInfraよりApifyのほうが10%〜28%安くなる場合があります。投稿、リール一覧、コメント、フォロワーなどのページ型データでは、DIAMONDと比べてもEveryInfraのほうが安いままです。投稿の場合、DIAMONDは1,000件あたり$0.50で、EveryInfraの実測単価は$0.0034と約148分の1です。

もう1つ見落としやすいコストは、使わない行です。リクエストごとの課金では余分な行は無料ですが、各アカウントの最新投稿1件だけが必要な場合でも、呼び出しごとに$0.000556がかかります。この場合、有用な行のコストは1,000件あたり$0.556となり、プロフィール読み取りと同じで、Apify Businessの2.7分の1にとどまります。結果単位の課金では、トレードオフが逆になります。

受け取った分だけ支払えばよい一方で、上限を大きく設定するとコストがすぐに膨らみます。ApifyのresultsLimitはURLごとに適用されます。500アカウントそれぞれに200を設定すると、1回の実行で最大100,000件の結果イベントが発生する可能性があり、Businessでは$150になります。

そのため、料金モデルごとに見積もり方を変えてください。結果単位の課金では、必要な最大行数を決めます。リクエストごとの課金では、必要な最小呼び出し回数を決めます。

はじめ方:新規登録、トライアル、MCP、自動化

Apify Storeのページには8つの手順が記載されています。アカウントを作成し、Instagram Scraperを開きます。コンテンツの種類を選び、URLを貼り付けて、URLごとの結果の上限を設定します。日付フィルターも追加できます。その後、実行を開始してデータセットをダウンロードします(Instagram Scraper)。

Freeプランはクレジットカード不要です。Apifyの強みは、インターフェースが充実していることです。ビジュアルな入力フォーム、スケジュール、Webhook、JSON・CSV・Excel・XMLへのエクスポートを備えています。Zapier、Make、n8n、Googleスプレッドシートとすぐに連携できます(n8n連携)。さらに、Pythonクライアントと充実したAPI v2も用意されています。

項目Apify Instagram ScraperEveryInfra
課金単位結果(イベント)ごとリクエストごと(複数リンクを含む呼び出しはリンクごとに課金)
月額料金Free $0($5分の利用枠付き)/ $19 / $199 / $999なし
有料利用の最低額Starterプラン、月額$19$10のチャージ
クレジットの有効期限未使用の利用枠は請求サイクルごとに失効有効期限なし
無料クレジット毎月$5、カード登録不要GitHubのスターで$1、有効期間24時間
失敗時と空の結果結果がなければ結果に対する課金なし、実行ごとの課金上限あり401、422、429、503は無料、空の結果は返金。存在しないアカウントへのリクエストは10月26日の修正前は課金対象、再テストは無料
MCPmcp.apify.com、OAuthまたはトークンapi.everyinfra.com/mcp、Bearerキー
ノーコードコンソール、スケジュール、Zapier、Make、n8nノードコンソールのプレイグラウンド、n8nはHTTP Requestノード経由
未対応の機能場所、メンション、ハッシュタグ統計、文字起こし、動画ダウンロードInstagramの15機能、および類似プロフィールとアカウント検索

EveryInfraは3ステップで使い始められます。まずクイックスタートのドキュメントでAPIキーを取得します。次に、コンソールのプレイグラウンドで1回呼び出します。たとえばuser_postsページのワンクリックトライアルでは、デフォルトでnasaの投稿を取得します。最後に、同じリクエストを自分のコードやAIクライアントに組み込みます。

ビジュアルな入力フォームやスケジューラーはありません。自動化には独自のスクリプトか、n8nの汎用HTTP Requestノードを使います。これはApifyの明確な利点であり、Apifyのほうが適しているケースを扱うセクションで改めて取り上げます。

InstagramスクレイピングAPI:コードやAIクライアントからの利用

このテストで使った機能はすべてInstagramスクレイピングAPIのページにあります。各機能には個別のページもあります。コンテンツの取得についてはユーザー投稿、プロフィール、単一投稿をご覧ください。反応の取得や探索についてはコメント、フォロワー一覧、ハッシュタグ、Reelsキーワード検索をご覧ください。以下はテスト2のリクエストです。usernameを変更すると、別のアカウントの投稿を取得できます。

bash
curl -s https://api.everyinfra.com/api/v1/social \
  -H "Authorization: Bearer ${EVERYINFRA_API_KEY}" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "platform": "instagram",
    "action": "user_posts",
    "mode": "async",
    "params": { "username": "nasa", "limit": 200 }
  }'
# Returns 202 and a job_id; then GET https://api.everyinfra.com/api/v1/jobs/<job_id>

user_postsのフィールドは、カタログのresponse_fieldsと1対1で対応しています。nasaの200件では、view_count、location、hashtags、top_commentsのキーは含まれておらず、video_urlに値があったのは56件でした。

フィールド意味nasaの200件での状況
post_id / id / urlショートコード、数値ID、投稿リンク200行すべてに存在、200件すべて一意
textキャプション200行すべてに存在
media_typeメディアタイプ13:35の呼び出しではすべてimage。10月26日に修正済みで、16:01の再テストでは12件中4件がvideo
like_count / comment_countいいね数とコメント数200行すべてに存在、いいね数は21,732〜2,754,686
posted_at投稿日時(UTC)2026年5月7日〜10月25日
author_username / author_name / author_id投稿者200行すべてに存在
image_url / width / heightカバー画像とサイズ200行すべてに存在
video_url動画リンク56件にあり、既知の動画4本をすべて含む。動画の特定に使用
view_count / location / hashtags / top_comments / is_comments_disabled / author_follower_count再生数、場所、ハッシュタグ、トップコメントなどこの呼び出しでは返されない

同じデータをAIクライアントで使うには、EveryInfraのMCPサーバーをクライアントの設定に追加します。プロトコルについてはModel Context Protocolの仕様を参照してください。クライアントの設定方法はMCPのドキュメントとリモートMCPセットアップガイドで説明しています。

json
{
  "mcpServers": {
    "everyinfra": {
      "url": "https://api.everyinfra.com/mcp",
      "headers": { "Authorization": "Bearer ${env:EVERYINFRA_API_KEY}" }
    }
  }
}

設定後は、たとえば「EveryInfraを使って、nasaのInstagramの最新投稿200件を取得し、月ごとの投稿数と平均いいね数を集計して」と依頼できます。Apifyにも独自のMCPサーバー(mcp.apify.com)があります。OAuthによるサインインに対応しており、tools=apify/instagram-scraperを指定するとInstagram Scraperツールだけを読み込めます(Apify MCPサーバー、ソースはGitHub)。AIクライアント内では、どちらもほぼ同じように動作します。違いはやはり課金です。モデルがMCP経由でさらにページを取得すると、Apifyでは行ごとに、当社では呼び出しごとにコストが加算されます。Cursorについては、ガイド「CursorでMCPを使ってInstagram、TikTok、Amazonのデータを取得する」をご覧ください。

公式のInstagram APIで両方を置き換えられますか?

まず多く寄せられるのが、Meta自身のAPIを使えばよいのではという質問です。理由は、対応範囲が狭いからです。Instagram Platform APIは主に、自分が管理するプロアカウント向けです。できるのは投稿の公開、自分の投稿へのコメントの取得、自分のインサイトの取得です。他のアカウントを読み取る手段はBusiness Discoveryだけで、対象は他のビジネスアカウントとクリエイターアカウントの公開データです。ハッシュタグで投稿を探すにはHashtag Searchを使いますが、1アカウントあたり直近7日間で検索できるユニークなハッシュタグは最大30件です。

公式APIでは、一般ユーザーのフォロワーリストも、他人の投稿のコメントスレッド全体も取得できません。個人アカウント向けのBasic Display APIは2024年12月4日に終了しました(Meta開発者ブログ、2024年9月4日)。Instagram Platformの変更履歴の最新項目も自分のアカウントに関するものです。2026年10月20日、Metaは/ordered_commentsを追加しましたが、表示順でコメントを返すのは広告メディアに限られます。他人の公開データを読み取ることが目的なら、公式APIはほとんど役に立ちません。ApifyやEveryInfraのようなサービスがあるのはそのためです。

用途Instagram公式APIApify Instagram ScraperEveryInfra
自分のアカウントの投稿とインサイト可能公開部分のみ公開部分のみ
他のビジネス・クリエイターのプロフィールBusiness Discovery可能可能
個人アカウントのプロフィール不要公開アカウントのみ公開アカウントのみ
ハッシュタグ別の投稿7日間でユニークなハッシュタグ30件まで可能可能
フォロワーリスト不要対応(アカウント単位)1回の呼び出しで1ページ
他のアカウントの投稿へのコメント不要対応(有料プランではより多く取得可能)1回の呼び出しで15件

Apifyのほうが適しているケース

以下の7点は、いずれも確認可能な事実です。1つ目は、座標、住所、その場所の投稿といったInstagramの場所データが必要な場合です。あるいは、ハッシュタグの投稿数、関連タグの階層、ブランドのメンションが必要な場合です。Apify Instagram Scraperはこれらを出力タイプとして掲載していますが、当社の15の機能には場所データもハッシュタグ統計データもありません。

2つ目は、アカウント単位でReelsを大量に取得したい場合や、Reelのシェア数、文字起こし、動画ファイルが必要な場合です。テスト当日は当社のreels機能が一時停止しており、Apify Reel Scraperはこれらをアドオンとして販売しています。3つ目は、単一の投稿に付いた大量のコメントやネストされた返信が必要な場合です。Apifyの有料プランには1ページまでという制限がなく、当社はInstagramが投稿ごとに公開している約15件のコメントを返します。

4つ目は、大規模アカウントのフォロワーを全件取得したい場合です。ApifyのFollowers and Following Scraperはアカウント単位で課金します。なお、認証済みの大規模アカウントでは、Instagramが表示するのはフォロワーの最初のページのみで、1回の呼び出しあたり40〜50件です。5つ目は、コードを書かずに、Webフォーム、スケジュール実行、ZapierやMakeとの連携を使いたい場合です。Apifyのコンソールと連携機能は当社より充実しています。

6つ目は、ワークフローがすでにApify上で動いており、Instagram以外にも多くのActorを使っている場合です。Apify Storeには数千のActorがあり、移行にはそれなりのコストがかかります。7つ目は、DIAMONDティアのApifyエンタープライズ顧客である場合です。対象指定のプロフィールと投稿詳細について、Apifyの料金は1,000件あたり$0.40〜$0.50です。これは当社の$0.556より10%〜28%安いため、その処理を移行する理由はありません。

逆の場合も同様です。取得量の大半が、投稿、ハッシュタグやキーワードに紐づくReels、最近のコメント、基本的なプロフィールで、コードやAIクライアントから呼び出しているとします。その場合、これらのデータについては、当社の実測価格は数倍から数百倍安くなります。

コンプライアンス:公開データ、非公開アカウント、プラットフォームの規約

まず非公開アカウントについてです。当社が読み取るのは公開データのみです。profileのレスポンスにはis_privateフィールドがあり、非公開アカウントの投稿やフォロワーリストは読み取りません。ApifyのFAQにも、原則として非公開プロフィールはスクレイピングできないと記載されています。唯一の例外は、公開投稿にコラボレーターとしてタグ付けされた非公開アカウントです。この場合、Instagramはその投稿を公開投稿として扱います(Instagram Scraper)。

次に規約と判例です。Instagramの利用規約は、許可のない自動アクセスや収集を認めていません。MetaはHow We Combat Scrapingで自社の方針を説明しており、公式APIを使う開発者はMetaプラットフォーム規約に従う必要があります。2024年1月、カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所はMeta v. Bright Data事件で、ログアウト状態での公開データのスクレイピングはMetaの規約違反に当たらないと判断しました(訴訟記録)。

2022年4月18日、第9巡回区控訴裁判所はhiQ v. LinkedIn事件で、公開Webページの閲覧はコンピュータ詐欺・不正利用防止法(CFAA)上の「権限のない」アクセスに当たらないと判断しました(判決文)。これらの判決は、特定の事実関係に対する米国の裁判所の判断です。一般的な許可を意味するものではありません。

個人データは別の問題です。公開されている個人データにも、GDPRなどの法律が適用されます。テスト5では、2ページ分のフォロワーの3分の1が非公開アカウントで、残りの大半も一般の人々でした。最も慎重な扱いが必要なのはこのデータです。当社は法的助言を行いませんが、次の3つの習慣をおすすめします。タスクに必要なフィールドだけを収集し、フォロワーデータを保存する前にユーザー名を削除し、すべてのリクエストの日時と取得元を記録しておくことです。

最近の動向(2026年9月〜10月)

日付変更内容利用者への影響
2026年10月23日Reutersによると、Metaは新しい商用規約の適用日を10月30日から11月20日に延期し、米国の上院議員がスクレイピング条項に疑問を呈しました(Reuters)誰が何をスクレイピングできるかに関するMetaのルールが変わりつつあります。ビジネスアカウントの所有者は11月20日までに新しい規約を確認してください
2026年10月20日Instagram Platformに、広告メディアのコメントを表示順で返す/ordered_commentsが追加されました(変更履歴)公式APIの対象は引き続き自分のアカウントと広告のみです。他のアカウントのコメントには、引き続きサードパーティのサービスが必要です
2026年10月17日Metaは商用規約からAIトレーニングに関する文言を削除しました(TechCrunch、初報は2026年10月15日のNieman Lab、規約本文はMeta商用規約と更新のお知らせ)Metaの商用規約は現在も変更が続いており、スクレイピングに関する文言が再び変わる可能性があります。新規登録や統合の前に最新の規約を確認してください
2026年10月7日Apify Instagram Post Scraperで新料金の適用が開始されました。投稿1件あたり$1.00〜$1.70、さらに投稿詳細に$0.60〜$1.00がかかります(公開メタデータ)現在は1件の結果が複数の課金イベントになる場合があります。比較の際は追加イベント分も含めてください

利用者に最も直接関係するのは、Post Scraperの変更です。Apifyでは1件の結果が複数の課金イベントに分かれるため、結果1件あたりの表示価格だけでは判断できなくなりました。実際のコストを把握するには、追加イベント、プラン料金、失効するクレジット分も考慮してください。

次のステップ:1回のテスト呼び出しから日次ジョブへ

現在Apify Instagram Scraperを利用していて、リクエストごとの課金を試したい場合は、次の手順が最短です。クイックスタートからAPIキーを取得します。最も頻繁にデータを取得するアカウントを対象に、プレイグラウンドでuser_postsを1回実行します(ワンクリックトライアル)。同じアカウントに対するApifyの実行結果と、取得行数および課金額を比較します。その後、1回の呼び出しで多くの行を返す処理を移行し、プロフィール、場所、コメントスレッド全体を取得する処理は現状のままにします。

複数のプラットフォームを扱う場合は、同じ課金体系のTikTokスクレイピングAPIとThreadsスクレイピングAPIもご覧ください。プラットフォームをまたいで1つのスキーマを使うには、統合データAPIガイドをお読みください。クリエイターの審査についてはクリエイターデータのデューデリジェンスを、複数プラットフォームのモニタリングについてはマルチプラットフォームの評判モニタリングをお読みください。比較ページの一覧は代替サービスにあります。

FAQ

Apify Instagram Scraperは無料ですか?

一部無料です。この質問はGoogleのサジェスト「is apify instagram scraper free」に由来します。ApifyのFreeプランでは、クレジットカード不要で毎月$5分のプラットフォーム利用クレジットが付与されます。Freeプランの料金である1,000件あたり$2.70で換算すると、約1,850件の結果に相当します。このクレジットは毎月失効し、使い切ると実行が停止します(Apifyの料金)。EveryInfraでは同じ$5で約9,000リクエストとなり、user_posts 1回あたり200件とすると100万件以上の投稿に相当します。EveryInfraには毎月の無料クレジットはなく、GitHubスターによる$1のトライアルクレジットのみです。

Apify Instagram Scraperは合法ですか?

この質問はサジェスト「is apify instagram scraper legal」に由来します。Apifyの回答は、公開データのみを収集し、非公開コンテンツにはアクセスしないというものです。さらに、公開データであってもGDPR上の個人データに該当しうると付け加えています。

当社の見解は上記のコンプライアンスのセクションに記載しています。米国の裁判所は、公開データのスクレイピングに有利な判決を2件出しています。1件はMetaのスクレイピング訴訟、もう1件はhiQ v. LinkedInです。ただし、Instagramの利用規約は許可のない自動収集を引き続き禁止しており、プライバシー法も適用されます。本記事は法的助言ではありません。

Apify Instagram Scraperはどのように動作しますか?

この質問はサジェスト「how does apify instagram scraper work」に由来します。Storeページによると、Instagram ScraperはApifyのクラウド上で動作するプログラム(アクター)です。Instagramのリンクまたは検索語を指定し、コンテンツタイプを1つ選び、リンクごとの結果数の上限を設定します。ログアウト状態の訪問者が閲覧できる内容を読み取り、結果をデータセットに書き込み、書き込んだ結果ごとに課金します。1回の実行で生成されるのは1種類のコンテンツタイプのみのため、投稿とコメントには2回の実行が必要です。EveryInfraはデータタイプごとに1つの機能を備え、1つのJSON形式で返し、リクエストごとに課金します。

非公開のInstagramアカウントをスクレイピングできますか?

いいえ。この質問はサジェスト「can you scrape private instagram」に由来します。ApifyとEveryInfraはどちらも公開データのみを読み取ります。profileはis_privateを返し、非公開アカウントの場合は公開プロフィールのフィールドのみを取得できます。Apifyが挙げている唯一の例外は、公開投稿にコラボレーターとして表示される非公開アカウントです。

ApifyでInstagramのフォロワーをスクレイピングできますか?費用はいくらですか?

はい。この質問はサジェスト「apify instagram follower scraper」に由来します。Apifyは2026年6月にFollowers and Following Scraperをリリースしました。料金はアカウントあたり$0.00115〜$0.002、つまり1,000件あたり$1.15〜$2.00です。当社のfollowers_listは1回の呼び出しあたり$0.000556で、1回あたり43〜49アカウントを返したため、1,000件あたり約$0.012になります。NASAとnatgeoは認証済みアカウントで、Instagramは認証済みアカウントについてフォロワーの最初のページしか表示しないため、こうしたアカウントのフォロワーをすべてエクスポートすることはできません。認証されていない公開アカウントでは、より多くのフォロワーが返されます。

支払うのはアクターの料金だけですか?それともApifyのプランも必要ですか?

この質問はRedditのr/apifyのスレッドに由来します。投稿者はLinkedInプロフィール用のアクター(1,000件あたり$4)を使い、1日に読み取るプロフィールは8〜10件だけでした。そのため、$29のStarterプランは高すぎると感じていました(スレッド。2026年10月26日に当社が確認したStarterの価格は$19でした)。質問はLinkedInに関するものでしたが、Instagramのアクターにも同じ課金ルールが適用されます。答えとしては、pay-per-eventの料金はプランの前払い利用枠から差し引かれ、Freeプランの$5も使えます。少量であれば有料プランは不要です。別のスレッドでは最もコスト効率の良いInstagramアクターについて質問があり、返信では価格の差が大きいことと、最終更新日が重要であることが指摘されていました(スレッド)。

InstagramスクレイピングAPIを呼び出すには?

この質問はサジェスト「apify instagram scraper api」に由来します。Apifyでは、アクターの実行を開始してから、そのデータセットを読み取ります。PythonとNode.jsのクライアントが用意されています。EveryInfraでは、上記のcurlの例のように、POSTリクエストを1回送信するだけです。時間のかかる呼び出しには"mode":"async"を追加し、job_idで結果を取得します。どちらのサービスもMCPに対応しています。

参考文献

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  5. Instagram Profile Scraper、Apify。https://apify.com/apify/instagram-profile-scraper
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  36. 「上院議員、Metaが予定する商用規約の改定は米国企業に損害を与えかねないと指摘」、Reuters、2026年10月23日。https://www.reuters.com/world/senator-says-planned-meta-commercial-terms-update-could-harm-us-businesses-2026-10-23/
  37. 「InstagramとXのプロフィール検索でコスト効率が最も高いApify Actorは?」、Reddit r/apify。https://www.reddit.com/r/apify/comments/1s81nhe/best_costefficient_apify_actor_for_instagram_and/
  38. 「Apifyの料金がわかりにくい!」、Reddit r/apify。https://www.reddit.com/r/apify/comments/1sxx2qu/confusion_on_apify_pricing/
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参考資料 BL-47